MotoGP第11戦オーストリアGP、MotoGPクラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分23秒235でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスは午前中のフリー走行3回目で1分23秒459のファステストを記録、Q2前のフリー走行4回目でもトップタイムを記録した。
総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)とダニ・ペドロサ(ホンダ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温20度、路面温度27度のドライコンディションで争われた。
マルケスは1回目のアタックで1分23秒473のファステストを記録。2回目のアタックでもチェッカーの約1分30秒前にファステストを更新する1分23秒459をマーク。このタイムを上回る者はおらず、今シーズン5回目、ドイツGPから3戦連続となるポールポジションを獲得した。
最後のアタックで1分23秒379を記録したアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が2番手に続き、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は最後にドビジオーゾに逆転されたものの、1分23秒621で3番手と、カタルニアGP以来となるフロントロウを獲得。
4番手に1分23秒754でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続き、Q1でトップタイムを記録してQ2に進んだペトルッチが、1分23秒780で5番手とジャンプアップに成功。フリー走行総合2番手でQ2に進んだヨハン・ザルコ(ヤマハ)は1分23秒879でルーキートップの6番手に。
7番手に1分23秒982でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続き、ペドロサは1分23秒985で8番手。カル・クラッチロー(ホンダ)は2回目のアタックで記録したタイムがコースのリミットオーバーで無効となり、セカンドベストの1分24秒024で9番手。フリー走行総合で3番手で久々にQ2に進出したアンドレア・イアンノーネ(スズキ)は直前のフリー走行4回目でマシンがエンジンブロー、Q2はに1分24秒185で10番手に終わった。カレル・アブラハム(ドゥカティ)が1分24秒220で11番手、ロリス・バズ(ドゥカティ)は1分24秒483が12番手に続き、ここまでの上位12名のグリッドがQ2の結果で決定。
以下、Q1の順位順にジョナス・フォルガー(ヤマハ)が1分24秒015で13番手、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)は1分24秒036が14番手、スコット・レディング(ドゥカティ)は1分24秒037が15番手。
16番手に1分24秒101でポル・エスパルガロ(KTM)が続き、初のホームレースとなるKTMのMotoGP勢のベストグリッドとなった。アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が1分24秒202で17番手に。ワイルドカード参戦のKTMのテストライダー、ミカ・カーリョ(KTM)は1分24秒261で18番手。19番手に1分24秒321でジャック・ミラー(ホンダ)、20番手に1分24秒447でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、21番手に1分24秒448でアレックス・リンス(スズキ)、22番手に1分24秒530でブラドリー・スミス(KTM)、23番手に1分24秒852でサム・ロウズ(アプリリア)、24番手に1分24秒900でティト・ラバット(ホンダ)の順で続いた。