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ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第11戦オーストリアGP 初日レポート

2017年08月12日 15:22  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
オーストリアGP初日、アティラプワパは15番手
鳥羽は26番手

2017年8月11日(金)
Rd.11 オーストリアGP
レッドブルリンク・サーキット
コンディション:ドライ(FP1) ウエット(FP2)
気温:23℃ 路面:25℃

 第11戦オーストリアGPの初日の走行が、レッドブルリンク・サーキットで行われました。Moto3クラスの金曜日のセッションとして、午前と午後にそれぞれ40分間のフリー走行が実施されました。Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは、1分38秒758 の自己ベストタイムで初日15番手。チームメートの鳥羽海渡は、1分39秒595で26番手を記録しました。

 午前のFP1で、当地初走行のアティラプワパは高低差の激しいテクニカルなコースをしっかりと走り込みました。昨年のMotoGPルーキーズカップで当地の走行経験がある鳥羽は、セッション時間を有効に使って難易度の高いコースへの理解をさらに深めました。このセッションでアティラプワパは15番手タイム、鳥羽は26番手を記録しました。

 午後のFP2は、午前中の雨の影響で路面が濡れた状況でスタートしました。セッション中に路面はどんどん乾いていきましたが、選手たちがスリックタイヤでタイムアタックを狙い始めた終盤に再び雨が降り、誰も午前中のタイムを更新することなく終了となりました。

 明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートする予定です。

ナカリン・アティラプワパ(15番手 / 1’38.758 / +1.209)
「今日はFP1とFP2の両セッションをとても気持ちよく走ることができました。このコースは、自分の知っているサーキットを思い出すレイアウトです。最終コーナーはタイのチャンサーキットに似ていて、4コーナーはセパンみたいな印象で、コース攻略も順調に進みました。今は、マシンと自分自身を信頼して走ることができています。明日がドライコンディションなら、今のセットアップの方向性を維持して、さらに前進できると思います」

鳥羽海渡(26番手 / 1’39.595 / +2.046)
「今日の午後はタイムアタックをしようと思ったときに雨が降ってきて、ラップタイムを更新できませんでしたが、バイクのフィーリングはすごくよくなり、非常にポジティブな一日でした。前回のブルノでは僕のライディングが大幅によくなり、今日のセッションではマシンが大きく進歩した手応えがあります。青山博一さんがたくさん有益なアドバイスをしてくださることも、とても助けになっています」

岡田忠之 チーム監督
「ナカリンは前回のレースで自信を獲得し、いい流れを掴んでいます。明日の走行でも今日と同じフィーリングで走り、午後の予選ではいいグリッドを獲得してほしいと思います。海渡は、マシンのフィーリングが大幅に改善して、いい手応えを獲得したようです。明日の走行もこの調子で、自信を持って走ることができるでしょう」