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【やっぱりビール離れ】夏にビールを好むのは50代以上の男性がメイン 20代女性では7割が「飲まない」

2017年08月11日 12:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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日用品流通の情報基盤を構築、運営するプラネットは8月9日、「夏をのりきる食べ物・飲み物」に関する意識調査結果を発表した。

その結果、夏場にビールを好むのは50代以降の男性が多く、若年層の男性や女性の間にビール離れが進んでいることがわかった。

調査は、今年6月21日~7月7日の間、インターワイヤードが運営する「DIMSDRIVE」モニターを対象に実施。3834人から回答を得た。

20~40代の男性も約4割はビールを飲まない

「普段よく飲むビール」を聞くと、「日本産のビール」(42.5%)が最も多く、「第三のビール」(27.5%)、「発泡酒」(17.1%)を引き離している。

一方で、「ビールは飲まない」人の割合は、男性は29.4%だが女性は51.0%となっている。詳しく見ると、「飲まない」という男性は50代以上では26~27%ほどしかいないが、20?40代は約4割まで上がる。女性は全年代で男性よりも「飲まない」の割合が高いが、とりわけ20代の女性は69.2%まで上昇する。30代(60.8%)、40代(52.9%)でも過半数が飲まない。

「ビール以外でよく飲むもの」を聞くと、「麦茶」(52.0%)が最多。「アイスコーヒー、アイスコーヒー飲料」(41.3%)、「水(ミネラルウォーター)」(40.9%)が続く。

性年代別で好みが分かれるのが「牛乳」だ。男性、女性の60代で5位、女性の70代以上では3位、男性の70代以上では2位と、年代が高い人ほど牛乳を好む。

男性は「冷たいもの」女性は「さっぱりしたもの」を好む傾向

「暑い夏だからこそ食べたくなるジャンル」を聞くと、「さっぱりしたもの」(60.6%)と「冷たいもの」(55.2%)が上位に入る。性別で見ると、女性は「さっぱりするもの」(74.0%)、男性は「冷たいもの」(52.3%)を好む傾向がある。中でも「さっぱりしたもの」は女性の回答率が男性よりも22.3ポイントも上回っている。

「暑い夏だからこそ食べたくなる料理や食べ物」を聞くと、「そうめん」(64.7%)、「冷やし中華」(62.3%)が挙がる。両者は性、年代を問わず人気が高い。

性年代別で好みが分かれる食べ物として、「冷奴」がある。男性の60代以上、女性の50代以上で3位以内に入るが、若年層では人気がない。「夏をのりきるオススメの食べ物・飲み物」には、

「トマト、きゅうり、オクラ、みょうがなどを酢漬けにして毎日食べている」(女性・60代)
「甘酒にヨーグルトを混ぜて飲んで体調を整える」(女性・40代)
「冷たいもので体が冷えすぎないように、朝はお白湯を飲んでいます」(女性・30代)

などのメニューが寄せられている。