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エドワード・ヤン『牯嶺街少年殺人事件』『台北ストーリー』が初BD&DVD化

2017年08月10日 19:01  CINRA.NET

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『牯嶺街少年殺人事件』 ©1991 Kailidoscope
エドワード・ヤン監督の映画『牯嶺街少年殺人事件』『台北ストーリー』のBlu-rayとDVDが11月2日にリリースされる。

『牯嶺街少年殺人事件』は1991年に台湾で公開された作品。1960年前後の台北を舞台に、中学生のシャオスーが不良グループのリーダーの彼女だというシャオミンに恋心を抱き、やがてある事件に至るまでを描く。今年3月には236分の4Kレストア・デジタルリマスター版がリバイバル上映された。

『台北ストーリー』は1985年に台湾で公開されたエドワード・ヤン監督の長編第2作。幼なじみのアジンとアリョンを中心に、1980年代の台北を描く。共同脚本と主演をホウ・シャオシェンが務め、音楽をヨーヨー・マが手掛けた。5月にはホウ・シャオシェン監修による4Kデジタル修復版が日本公開された。

『牯嶺街少年殺人事件』『台北ストーリー』が日本でBlu-rayとDVDにパッケージされるのは今回が初めて。共に4Kレストア・デジタルリマスター版の映像が収録される。特典として『牯嶺街少年殺人事件』にはスペシャルケース、ブックレット、特別映像が、『台北ストーリー』には同作の脚本を手掛けたホウ・シャオシェンとチュウ・ティエンウェンのインタビュー映像や、ホウ・シャオシェンのメッセージ動画などが収められる。

なお今年はエドワード・ヤンの生誕70年、没後10年にあたる。