事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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ティフォシの聖地モンツァで、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンの契約延長を高らかに発表したいという、セルジオ・マルキオンネの望みは叶わないかもしれない。残り約3週間という限られた時間内で、ベッテルと契約内容の合意に至るのは、かなり難しいと思われるからだ。
フェラーリはベッテルに来季からの3年契約を提示し、これには2年目の終了時点での解約条項が付帯されているという。
一方、ベッテルが望んでいるのは、当面は1年限りの契約だ。それに加えて、彼は2018年9月半ば、つまり来年のイタリアGP終了時点で選手権をリードしていた場合には、翌年まで契約を延長できるオプション権を自分が持つことを要求している。
パドックでは、来年限りでルイス・ハミルトンがF1を引退するのではとの噂がある。ベッテルがあえて単年契約を求めるのは、それが現実になった場合、すぐにメルセデスへ移籍できるようにしておくためだろう。
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