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Netflix版『デスノート』、原作者・大場つぐみらのコメント & 書き下ろしイラスト公開

2017年08月10日 06:03  リアルサウンド

リアルサウンド

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 Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』が8月25日から世界同時配信されることを受けて、原作者・大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)からコメントと、小畑の描き下ろしイラストが公開された。


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 本作は、週刊少年ジャンプにて2003年から2006年まで連載されていた同名漫画が原作。今まで、アニメ、映画、ドラマなど数多くのメディアミックスがされてきたが、今回初のハリウッド映画として、Netflixにて世界190ヶ国で配信される。


 今回の映画に合わせ小畑が書き下ろしたイラストは、米サンティエゴにて行われたコミコンにて公開された。イラストには「Don’t trust Ryurk. He is not your Pet. He is Not Your friend.(リュークを信じてはいけない。リュークは、ペットでも、ましてや友達ではない)」というコピーと共に、死神・リュークの好物であるリンゴを持った主人公、ライト・ターナーと、デスノートを持ったリュークが描かれている。


 原作者の大場は本作について、「想像以上に面白かったです。隅々までクオリティーが高くとてもオシャレなこれぞハリウッドDEATH NOTEです。個人的な一番の感想はラストが気になる! 続きは!? 作って!? いい意味で原作を踏襲した部分と変えた部分があるのでファンはもちろん、幅広い人々に楽しんでもらえる作品だと思います」とコメント。


 作画の小畑は、「アダム・ウィンガード監督の映像美とスリリングな演出が見事でA級スリラー映画となっています。キャラクターたちが皆欲望に忠実で、こういうデスノートも描いてみたかったと思いました。Netflixを通じて世界中で視聴できるとのことで、今までデスノートを知らなかった海外の人にも楽しんでもらいたいです」と本作への思いを語った。


 また、ドラマ『HEROES/ヒーローズ』を手がけ、本作ではプロデューサーを務めるマシ・オカは本作について、「この映画は監督アダム・ウィンガード氏の構想のデスノートです。ご存知の日本版とは異なる所が多数ありますが、映像をご覧になって頂ければ監督さんのデスノートへの敬意と愛が感じられると思います。開発と製作中のあらゆる段階において、先生方と相談致しまして、先生方、そしてファンの皆様が満足して頂ける作品を作ることを心がけました」と自信をのぞかせた。


 監督を務めたアダム・ウィンガード監督も「このストーリーは、クレイジーすぎてほとんどの製作会社は劇場作品として扱うことに二の足を踏んだだろうと思います。特に恐らく過激さを抑えようとしたでしょう。しかし、Netflixは僕たちに思う存分過激に撮らせてくれました」と語った。(リアルサウンド編集部)