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Usherへの提訴を決意した女性 “関係を持った夜”を赤裸々告白

2017年08月09日 11:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

Usherのナンパ手口なども明らかに
性病に感染していると知りながら、「検査を受けたが陰性だった」と偽り女性と性交渉。その結果、お相手にヘルペスをうつして「多額の示談金を支払ったことが明らかになった」と報じられた歌手Usher。その後は別の女性も、さらには男性を含む女性達が彼を提訴し責任を追及する運びとなったが、うち1名が氏名を明かしメディアに経緯と心境を告白した。

このほどシャープトンさん(Quantasia Sharpton)なる女性が弁護士を伴い記者会見を開き、多くのカメラを前にUsherとの出会い、提訴を決意するに至った経緯などをこう明かした。

「私はUsherの芸術性、そして音楽が大好きなのです。そこで数年前に、何人かの友人と彼のショーに行きました。誕生日を祝うためです。その時私は誕生日の冠をかぶっていたので、ショーの前にバックステージに行くファンに選んでもらえました。」
「その後、ボディガードの1人が私の電話番号を聞きに来ました。Usherがバックステージで私を見て、私に興味を持ったというのです。」
「その夜、彼から電話がありました。どこのホテルに滞在しているのか、そして客室番号を聞かれたのです。約1時間後に彼が到着して少しの間おしゃべりした後に、私達は性的な関係に及びました。ですが性病について、彼は警告してくれませんでした。その後、彼からの電話は一切ありません。」

今回の騒動を知ったシャープトンさんは大変ショックを受け、弁護士に連絡。女性として自分にはどのような権利があるのかなどを問い合わせたという。

「私の検査結果は陰性でしたが、それでも報道には動揺しました。性病と知っていたら関係を結ばなかったはずです。完治しない病気にかかるリスクを背負うなど、絶対に無理です。自分の健康を大切にしていますし、特に今の私は子どもがいる身ですから。今はこう感じています。私の権利は侵害されたのだと。今日は自分のため、そして他の人々のために話しています。うち数名は検査結果が陽性でした。そしてこうやって公に話すことを恐れているのです。」
「話すことにしたのは、彼に二度とこのようなことをしてほしくないからです。Usher、もし検査の結果が陰性ならそう言って。もし陽性なら、セックスの相手に伝えるべきよ。相手が納得したうえで決断を下せるようにね。」

Usher側からは騒動についてのコメントは一切なく、シャープトンさんの弁護士も「Usher本人が本当にヘルペスを持っているのかは確認できていない」と述べ「Usherの検査結果が陰性であること、この騒動が早く解決することを願っています」とも語った。

Usher本人が「トンデモない言いがかりだ」「僕は陰性だ」と検査結果を公表すればあっという間に収束する騒動なのだが、彼が沈黙を貫いているのは何故なのか―。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)