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ライザップ傘下ジーンズメイト、元ファストリの敏腕パタンナーと共同で新ブランド立ち上げ

2017年08月09日 11:14  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

テーバードジーンズ Image by: mate
今年2月にライザップ(RIZAP)グループの資本傘下に入り再スタートを切ったジーンズメイトが、リブランディングの一環としてコレクションライン「メイト(mate)」を立ち上げた。ファーストリテイリングなど数々のアパレル企業で実績を積んだ敏腕パタンナー 宇山敦と高橋慎二の2人と共同開発し、8月末からジーンズメイト全店舗で販売を予定している。


 メイトでは、価値が分かる大人や格好良く変わりたい全ての人に向けて、ジーンズメイトの原点であるジーンズを基軸に高品質かつ手頃な価格で納得感のある商品を提供。メンズでは、セルビッチデニムやオフセットループなど随所にビンテージのディテールを取り入れた「ビンテージジーンズ」(1万円)や「スキニージーンズ」(5,990円~6,990円)、「テーパードジーンズ」(5,990円~6,990円)、ウィメンズでは80年代風の色合いが特徴で"お母さんのジーンズ"を意味する「マムジーンズ」(5,990円)やトレンドのワイドタイプの「フレアジーンズ」(5,990円/全て税別)などをラインナップする。ジーンズに加え、さまざまな商品の展開を予定している。
 メイトを手掛ける宇山は、新卒では当時初となる男性パタンナーとしてレナウンに入社。その後ファーストリテイリングに入社し、デザイナーのジル・サンダーとのコラボブランド「+J」を立ち上げた。2002年ソルトレイクシティ冬季五輪、2004年アテネ夏季五輪では日本代表選手団の公式ユニフォーム開発責任者を務めた経験を持つ。その後、E-LAND、ストライプインターナショナルを経て今年2月にRIZAPグループに入社。現在ジーンズメイトのテクニカルディレクターを勤めている。
 高橋はエドウィンに入社し、ブラッド・ピットが「503」のCMモデルを務めていた時代にパタンナーとして活躍。ウィメンズブランド「SOMETHING」も担当した。エドウィン退社後は、ファーストリテイリング「+J」のデニムの責任者を務めた後、宇山と共にE-LANDに入社。E-LAND退社後はフリーのパタンナーとしてキシユニバースやアダストリアなどを経て、RIZAPグループに入社した。現在ジーンズメイトのテクニカルクリエーターを勤めている。