女優・斉藤由貴さん(50)のダブル不倫疑惑に関連して、「異性と映画に行くのはデートに入るのか」という議論が盛り上がっている。
8月7日に放送された「バイキング」(フジテレビ系)で、斉藤さんの釈明会見の様子が紹介された。スタジオでは、タレントでエッセイストの小島慶子さんが、
「映画を一緒に観に行くとデートなのかってことに驚いちゃった」
と語った。
「男性の友人と行っても『何もねえわ!』って人もいる」
8月3日発売の「週刊文春」に斉藤さんが50代開業医と逢瀬を重ねる様子や、映画を観たあと手をつないでいる写真が掲載された。同日に行われた会見で斉藤さんは不倫関係は否定するも相手へ好意を持っていることは認めた。そうした中、会見である記者が
「映画をみるというのはデートだと思うんですね。結婚している身であってお互いがやめようと思う気持ちは起こらなかったんですか?」
と質問。これに齊藤さんは「そうですね、そういう気持ちが……そういうところが甘いんですね、きっと」と回答していた。
小島さんはこの記者の質問に納得がいかなかったようだ。番組では、
「たとえばだよ、友達と行くのに券余った、もったいない、知り合いの人と行く。それがたまたま男性だったけど『別に何もねえわ!』って人もいる。だからあの質問は残酷だと思います」
と発言。そして一緒に映画を観に行くことがデートか否かは「時と場合によるんじゃないかなと思いましたね」と話している。
「異性でも、友達やお世話になってる人と行くぐらいいいじゃない」
たしかに斉藤さんのマンションから相手の医師が出てくる写真があるのだから、男女の仲を疑ってしまうのはもっともだ。しかし「異性と二人で映画を観たらデート」と決めつけてしまうのもいかがなものだろう。
同様の疑問を感じている人は意外と多いようで、ツイッターでも
「個人的には一緒に観るだけだし上映中はお互いそれぞれ自分の世界やしデートって感じはしてないんだけど・・・」
「夕方以降2人で映画観に行くのはデートなの?」
といった声が出ていた。たしかに、映画を観ている間は相手と会話があるわけでもない。同じ時間を共有している、という感覚ぐらいはあるかも知れないが、そこに恋愛感情があるかどうかはまた別の話ではある。「異性でも友達やお世話になってる人と映画観に行くぐらい別にいいじゃないかな。それでデートだの不倫だの決めつけるのは良くない」という声も出ていた。
斉藤さんたちの年齢を挙げ、「50過ぎた大人の夫婦だよ…。旦那さんが傷つくとかあるのかな? 信頼し合ってる夫婦なら、そんなの別に~って感じだと思うけどなぁ~」と感じている人もいるようだ。
その一方で、「相手が既婚男性なら例えデートじゃなくてもダメ」という声もあった。仮に恋愛感情を抱いていないとしても、家族や周りに疑われるようなことはするなということだろうか。