ツインリンクもてぎ20thアニバーサリーデイ
ツインリンクもてぎ2&4レース 8月19日(土)~20日(日)
タイムトラベルレースに、宇川徹氏の参加が決定!
バレンティーノ・ロッシやマックス・ビアッジと激闘を繰り広げ、ロードレース世界選手権シリーズで最高峰 のMotoGPクラスで、日本人ライダーとして初めて優勝した宇川徹
全日本ロードレース250㏄クラスで1991年から4年連続チャンピオンを獲得した宇川徹は、1994年のWGP(ロードレース世界選手権)日本グランプリ250ccクラスにスポット参戦し、3位表彰台をゲットすると、1996年からWGP 250ccクラスにHondaのニューマシンNSR250でフル参戦を開始。
宇川はこの間、鈴鹿8時間耐久ロードレースで伊藤真一と組んで1997年日本人ペア優勝を飾るなど活躍したが、WGPでは勝てないまま3年が過ぎた。
このまま未勝利に終わるのか? ファンがそう思い始めた1999年、ついにその時はやってきた。開幕戦から3戦連続2位表彰台を記録して迎えた第4戦フランスGP。
当時はアプリリアのバレンティーノ・ロッシ、YAMAHAの中野真矢、同じNSR250のロリス・カピロッシら強豪を相手についに初優勝を飾ったのだ。NSR250と宇川のウイニングランは多くのファンが待ち望んだシーンだった。
宇川はこの年ランキング2位となり、2001年にはGP500ccクラスにステップアップ。2002年にスタートしたMotoGPクラスでは第2戦で優勝し、この年はランキング3位の活躍をみせた。
この宇川がタイムトラベルレースに登場。1999年に自らがライディングしたHonda NSR250に乗り、ファンの前でその走りを披露する。
1999年 Honda NSR250
1986年にデビューした250ccマシンで、WGP(ロードレース世界選手権)や全日本ロードレースなどで数々のチャンピオンを獲得した名車。
国内では岡田忠之、宇川徹、加藤大治郎らがNSR250でタイトルを手にし、世界に進出。加藤は2001年に世界選手権でもこのNSR250でチャンピオンを獲得している。
1999年は宇川徹、ロリス・カピロッシらがNSR250で世界選手権に参戦し、宇川はランキング2位と健闘した。