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ポルシェジャパン 2017スーパーGT第5戦富士 レースレポート

2017年08月07日 13:12  AUTOSPORT web

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D’station Porsche 2017スーパーGT第5戦富士
D’station Porscheは追い上げ8位。GULF NAC PORSCHE 911は5位に
スーパーGT GT300クラスで911 GT3Rが2台ともにポイント獲得

 小山町.ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木敏幸)のドライビングアンバサダーを務める藤井誠暢が所属し、911 GT3RでD’station Racing(#33)より参戦する2017年のスーパーGT GT300クラス第5戦(富士スピードウェイ)の決勝において、8位入賞を果たし、3ポイントを獲得しました。

 もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は5位に入賞いたしました。

 真夏の一戦であり多くの観衆が訪れるスーパーGT第5戦、D’station Porsche(#33)は、藤井誠暢とともに、第4戦SUGOからステアリングを握る2015年のポルシェカレラカップ・ジャパンのチャンピオンである元嶋佑弥がコンビを組んで参戦した。事前のテストから富士スピードウェイで好調だったD’station Porscheは、この一戦で上位入賞を狙った。

 8月5日(土)に行われた公式予選では、上位グリッドを狙うべく、元嶋がノックアウト予選Q1を担当。
 
 ただ、コンディションによってパフォーマンスが左右される僅差のスーパーGTの予選で、元嶋は1分39秒003というタイムをマークするも、Q2進出までわずかに届かず。18番手から決勝レースを戦うことになった。

 酷暑のなかでのレースとなった8月6日(日)の決勝レースは午後3時33分にスタートが切られた。同じく富士スピードウェイで開催された第2戦でD’station Porscheは高い決勝ペースを誇っていたものの、今回は序盤からライバルたちも速く、スタートドライバーを務めた藤井はなかなかポジションを上げることができなかった。
 
 そこでチームは、混戦のなかでのタイムロスを避け、クリアな状態でラップを刻むことができるよう、20周を終えて藤井をピットに戻し、ドライバー交代を実施。かつリヤタイヤのみを交換しピット作業時間を短縮する作戦に出た。

 41周というロングスティントを担当することになった元嶋だが、チームの信頼に応え、トップと互角のペースでラップを重ねた。ライバル勢のトラブルやピットインにも乗じ、ポイント圏内に浮上した元嶋は、50周目には#11 メルセデスをオーバーテイク。
 
 さらに55周目には#18 86MCをかわすなどポジションを上げて最後は8位でフィニッシュし、見事チームの期待に応えた。作戦変更が的中したD’station Porscheは第3戦以来のポイント獲得で、藤井は現在20ポイントとなりランキング8位につけている。

 もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は、公式予選から速さをみせ、峰尾恭輔が14番手でQ1通過を果たすと、予選Q2でジョノ・レスターが7番手グリッドを獲得する。
 
 決勝レースでも上位を戦ったGULF NAC PORSCHE 911は、27周を終えスタートドライバーのレスターから峰尾に交代。素早いピット作業と、ミスのない峰尾の走りで5位フィニッシュ。レスター/峰尾組は藤井から1ポイント差のランキング9位に着けた。

 次のスーパーGTレース第6戦は、8月27日に三重県の鈴鹿サーキットで決勝レースが行われる予定になっている。

スーパーGT GT300クラス 2017年第5戦富士スピードウェイ 結果
1位 No.55 ARTA BMW M6 GT3(62周)
2位 No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(61周)
3位 No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(61周)
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5位 No.9 GULF NAC PORSCHE 911(61周)
8位 No.33 D’station Porsche(61周)

ポルシェ ホームページ:http://www.porsche.com/japan/