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デミ・ロヴァート 「双極性障害のレッテルを貼られたくない」

2017年08月05日 17:34  Techinsight Japan

Techinsight Japan

デミ「今の状態は良いの」(画像は『Demi Lovato 2017年6月18日付Instagram』のスクリーンショット)
双極性障害や鬱、摂食障害、自傷癖に苦しみ、悩み多き思春期を過ごしたというデミ・ロヴァート(24)。病気をコントロールすべくリハビリ施設にも入った彼女は、治療・退所を経て精神疾患を公表した。しかしそのインパクトが大きかったため、「デミ=双極性障害」というレッテルを貼られるようになったという。

ずいぶん幼い頃から精神的に不安定で、「7歳の頃にはすでに死にたいと思っていた」と告白していたデミ・ロヴァート。2010年にはリハビリ施設に入り、そこで自身が双極性障害をも患っていることを知ったという。

治療を終えたデミは病名を公表したが、その後ファンからも「精神疾患のある歌手」という目で見られるようになった件に触れ、このほど参加したポッドキャストでこう語った。

「人に双極性障害と言われるとね…。確かに事実なの。その病気を抱えているわ。でもそういうレッテルを貼られるのが嫌なの。確かに病気よ、でも“病気=私”じゃないわ。」

しかしそんなデミも、“決して嫌ではないレッテル”があるというのだ。

「『活動家デミ・ロヴァート』そんな風に呼ばれたら、すごく誇らしいわ。」

今のデミは調子も良く、多くの人に精神疾患について知ってもらうべく話すこともたびたびある。そんな彼女が「精神疾患を抱える患者」ではなく「啓蒙活動家」と呼ばれるようになる日も、いつか来るかもしれない。

画像は『Demi Lovato 2017年6月18日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)