トップへ

ポーラ美術館が現代美術展示スペースを新設、オープニング展として橋爪彩の個展開催

2017年08月05日 12:44  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

《Girls Start the Riot》2010‐2011年 高橋コレクション蔵 橋爪彩 ©Sai HASHIZUME
開館15周年を迎えるポーラ美術館が、現代美術の作家を紹介するスペースを新設することを発表した。オープニング展として、橋爪彩の個展「Girls Start the Riot」を10月1日から2018年1月8日まで開催する。

 橋爪彩は1980年東京生まれで、東京芸術大学大学院を修了。文化庁が主催する新進芸術家海外留学制度の研修派遣生やポーラ美術振興財団の在外研修員としてフランスやドイツに滞在した。帰国後は国内外で活動し、個展の開催や装画などを手掛ける。
 同展では伝統的な西洋絵画のアップデートを試みるシリーズ「After Image」(2010年~)から、初期の代表作「Girls Start the Riot」(2010~2011年)をはじめ、「Les amies」(2016年)、「This isn't Happiness」(2017年)などを公開。「暴動(=Riot)」という言葉には、西洋絵画の伝統や権威に対しての抵抗を示すとともに、新しい現代的な息吹を作品に与えるという意味が込められている。今後は、2018年1月13日から竹村京、3月17日からは流麻二果による個展が予定されている。
 
■橋爪 彩「Girls Start the Riot」展会期:2017年10月1日(日)~2018年1月8日(月)会場:ポーラ美術館 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:年中無休(展示替えのため臨時休館あり)公式サイト