8月5日、スーパーGT第5戦が開催されている富士スピードウェイで、レッドブル・エアレースで活躍する室屋義秀が、『YOSHIHIDE MUROYA Special Flight @ FUJI SPEEDWAY Supported by LEXUS』と題したスペシャルフライトを披露した。
2009年から“空のF1”と称されるレッドブル・エアレースに参戦する室屋は、2016年の幕張戦で初優勝を飾ると、今季はサンディエゴ、幕張と連勝。ブダペスト戦でも3位に入り、今季レッドブル・エアレースのランキング首位を走っている。
そんな室屋によるスペシャルフライトがスーパーGT第5戦富士の予選日・決勝日の両日に予定されていたが、5日、スーパーGTの公式練習とポルシェカレラカップ・ジャパンの予選が終わった後、ついにレクサスのロゴが描かれた機体を駆って室屋が富士スピードウェイ上空に飛来した。スーパーGTオフィシャルアナウンサーのピエール北川アナウンサーが場内を盛り上げるなか飛来した室屋は、グランドスタンド方向から100R方向に通過すると、100R上空でパフォーマンスをスタートした。
代名詞である室屋ホイールやハイGターンなど、素晴らしいテクニックを披露した室屋は、一度最終コーナー方向に向かうと、今度は富士のロングストレートで超低空飛行。セガサミーブリッジを軽く飛び越えるかのような勢いで、まさにグランドスタンドからは目の前。ファンからは大きなどよめきも起きた。
室屋は一度1コーナーでターンすると、今度は1コーナーから最終コーナーに向けて、機体に描かれたレクサスのロゴをみせるかのように超低空飛行を実施。さらにもう一度ストレートを通過しスペシャルフライトを終えた。
室屋のスペシャルフライトは、8月6日の決勝日にも予定されている。天候などの都合により中止になる場合もあるが、まさに一見の価値ありのフライトだった。