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パリス・ジャクソンの美学「傷やセルライトなんて関係ない。美しさの基準はハートにあるの」

2017年08月04日 20:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ブレイク中のパリス・ジャクソン(画像は『i-D 2017年8月2日付Instagram「Paris Jackson covers The Acting Up Issue!」(Photography @willyvanderperre. )』のスクリーンショット)
故マイケル・ジャクソンの長女パリス・ジャクソン(19)は何度も自傷した末に自殺未遂を起こし、長い間心の回復に努めてからはずいぶん元気になった。また今年はモデルデビューなどで話題をさらい、マイケルの遺した3人の子のうち一番の大物になる可能性があるとみられている。そのパリスが『i-D』のインタビューに応じ、体にできた傷のこと、セルライトや服のサイズなど、自身のボディや美への考えについて赤裸々に語った。

このほどパリス・ジャクソンが『i-D』の取材を受け、このように思いを明かした。

「残念ながら、この世界で“常に自分に自信を持つ”なんて無理な話ね。」
「メディア報道のせいって点もおおいにある。私には、いまだに不安に感じる部分、自信のない点が数え切れないほどあるの。他のみんなと同じよ。でも、徐々にこれで良いと思えるようになってきた。」
「ファッションや美に関する汚点とされる部分を、覆してやりたいと感じているわ。」

そんなパリスにとって、美とは何を意味するのか。

「(体重や寸法など)数字で示すものじゃないわ。均整、形、サイズ、色なんかで決まるものでもない。」
「本当の美って、魂、性格、品位、意図、考え方、話す言葉、振る舞い、ハート…そういうもので分かるものよ。」

ちなみにパリスはハンバーガーやピザもがっつり食べ、決してモデル体型ではないとのこと。そのためモデル用のサンプル衣装は着ることができず、体には自傷を繰り返したせいか多くの傷があるという。また気になる部分にはセルライトが、顔にはニキビもあるというが、パリスは「人間だもの、ワンパターンな美にこだわるなんて馬鹿げてる」「何を完璧と思うかなんて、人それぞれよ」と明かした。

かつては自分が嫌いで仕方がなく「これ以上生きている価値はない」と思い詰め、自殺を試みたというパリス。当時15歳だった彼女の悩みは、どれほど大きかったことか。

しかし辛い時期を経て、今は50以上とも言われるタトゥーを体に入れ自傷や自殺未遂の痕も覆っているとのこと。これらタトゥー、自由で奇抜なメイクやファッション、生き方、イジメを経て培った強さも、彼女の強みになった。今では多くの若者に支持され、女優としての大ブレイクも期待されている。

画像は『i-D 2017年8月2日付Instagram「Paris Jackson covers The Acting Up Issue!」(Photography @willyvanderperre. )』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)