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ヨシムラの歴代マシンが夜の鈴鹿サーキットで快音響かす/鈴鹿8耐トピックス

2017年08月04日 18:42  AUTOSPORT web

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ヨシムラ スズキ with JOMO 34 GSX-R1000にまたがる加賀山就臣
7月27~30日に、三重県の鈴鹿サーキットで開催された“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース。サーキットで見つけたトピックスをいくつかお届けする。

■大盛り上がりの鈴鹿8耐前夜祭





 トップ10トライアル終了後の前夜祭。鈴鹿8耐では恒例で大いに賑わうイベントだ。ナイトピットウォークでは各チームがピット練習を行ったり、レースクイーンたちがここでしか披露しないコスチュームで登場した。



 そのナイトピットウォークで見かけた8耐マン。毎年鈴鹿8耐を愛するファンが8耐のロゴをかたどったコスチュームで登場し、8耐を盛り上げている。今年は40周年記念ボトルの衣装も登場。多くのファンと写真撮影を行っていた。



 グランドスタンドでは、レジェンドライダーのケニー・ロバーツによるFZR750のデモランや、バイクであいたいパレード、MotoGPライダーとMoto2ライダーによるトークショー、ヨシムラレジェンドマシンのデモランが行われた。







 なかでも注目を集めていたのがヨシムラレジェンドマシンのデモランだ。スタンドには1978年のGS1000や1980年のヨシムラR&D GS1000R、ヨシムラ・スズキ with JOMO 34 GSX-R1000が登場。GS1000をウェス・クーリーが、ヨシムラR&D GS1000Rをグレーム・クロスビーが、ヨシムラ スズキ with JOMO 34 GSX-R1000を加賀山就臣が走らせ、迫力のエンジンサウンドをサーキットに響かせた。

■異様に目立つ“ふなっしー”カラーのスズキGSX-R1000



 お昼のピットウォーク中、MotoMapSUPPLY Future Access(モトマップ・サプライ)のピット前ではふなっしーカラーのスズキGSX-R1000が展示され、多くのファンが足を止めてマシンを見ていた。



 また、ピットではサイン会も行われており、オートスポーツwebのMotoGPコラムに登場する青木宣篤もファンとの交流を楽しんでいた。

■超高価なモリワキ特選の番傘が登場



 鈴鹿8耐前に話題を呼んだモリワキの番傘。ピットウォークでは選手たちの日除けとして登場した。

 この傘は、京都の祇園『かさ源』の職人が約半年もの歳月をかけて生み出したものだ。モリワキコーポレートカラーの青と黄色があしらわれた番傘は、竹の骨で組み上げられ、和紙には柿渋や油が丹念に塗られた特別な逸品で限定10本で発売された。

 価格は1本10万円とかなり高価だ。

■鈴鹿8耐を彩ったレースクイーンたち
 レースを華やかに彩るレースクイーンたち。鈴鹿8耐は日本最大の二輪イベントということもあり、多くのレースクイーンが鈴鹿サーキットを彩った。











■ヨシムラのレジェンドたちがサイン会に集結



 ヨシムラのピットではライダーたちのサイン会に加え、第1回大会でヨシムラのマシンを駆り優勝したウェス・クーリー、第3回大会で優勝したグレーム・クロスビー、そしてヨシムラジャパン代表取締役社長の吉村不二雄社長がサイン会を実施。これだけ豪華な面々が登場することはめったにないためか、サイン会は長蛇の列ができていた。

■鈴鹿8耐の歴代優勝マシンが大集合



 GPスクエアでは『8耐ヒストリー“メガ”ミュージアム』が開催。第1回大会の1978年から2016年までの鈴鹿8耐出場車両がほぼ全てが集まった。この光景に会場を訪れた多くの人々が足を止めて展示された車両たちを眺めていた。



■EWCチャンピオンを獲得したGMT94ヤマハ



 鈴鹿8耐の決勝レースを11位でフィニッシュし、逆転でEWCチャンピオンを獲得したGMT94ヤマハ。表彰台の後、優勝会見の前にチャンピオン会見が行われ、喜びを語った。