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F1表彰式にシャンパンが復活。カーボンファイバー使用のマグナムボトルは1本30万円

2017年08月04日 17:12  AUTOSPORT web

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2017年F1ハンガリーGP “シャンパーニュ・カルボン”でシャンパンファイトをするセバスチャン・ベッテル
フォーミュラ・ワン・グループは新経営陣初の商業契約のひとつとして、プレミアムシャンパンブランド、カルボンとF1公式サプライヤー契約を交わした。

 F1の表彰台ではトップ3ドライバーたちがシャンパンを振りまいて祝うのが通例となっているが、マムとの契約が2015年末で切れた後は、スパークリングワインであるシャンドンがその代わりを務めていた。

 しかし、ハンガリーGPの決勝日にF1は、シャンパーニュ・カルボンとの契約を正式に発表した。

 これにより今後複数年にわたり毎回表彰台で、1本3,000ドル(約332,000円)のカルボンのマグナムが、トップ3ドライバーに渡されることになる。
 シャンパーニュ・カルボンには、非常に精巧かつ精密な製造工程を経た、極めて高価なカーボンファイバーで覆われたシャンパンボトルが使用されている。

「カーボンはこのスポーツで使われている驚くべき技術を代表する素材だが、シャンパーニュ・カルボンのボトルにはそのカーボンが使用されているという独自の特徴がある。ドライバーがF1グランプリの表彰台でともに祝うのによりふさわしいプロダクトだ」とF1の商業担当のボス、ショーン・ブラッチスは述べている。


 ドバブリーのシャルドネとピノ・ノワール種のグランクリュ・ブレンドから造られたカルボンの最高級品が披露されたのはわずか5年前だが、シャンパーニュ・カルボンのCEOでF1愛好家であるアレクサンドル・メアのシャンパン造りにおける一族の歴史は5代にも遡る。

 リバティ・メディアは昨年F1を取得して以来、グランプリレースに関連する商業パートナーの数を増やすことを目指しており、今後もこれに続きさまざまなパートナーシップが発表されるものと考えられる。