8月4日、マツダは初代ロードスター(NA型)を対象としたレストアサービスを2018年初頭から開始する予定であることを明らかにした。
1989年に登場したライトウエイトスポーツ、『マツダ・ロードスター』は、初代NA型の発売からすでに四半世紀が経過しているものの、今なお世界中のファンから根強い支持を受ける名車だ。
製造メーカーのマツダでは、そんなロードスターをこれからも大切に乗り続けてもらえる環境づくりの一環として、レストア事業ならびにパーツの再供給からなる“レストアサービス”を実施する。
レストア事業では、マツダがユーザーからクルマを預かり、個々の状態の確認やユーザーの要望に添いながらオリジナルに近い状態にクルマをリフレッシュさせていく。このサービスは2017年内に受付を開始し、2018年初頭より本格的にサービスをスタートさせる予定だという。
またパーツ再供給は、すでに生産が終了してしまった一部のパーツを復刻するもので、現時点では初代の発表時を彷彿とさせるビニール生地のソフトトップや、当時装着されていたブリヂストン製タイヤ『SF325』、NARDI製ウッドステアリング/シフトノブの復刻販売が決定。そのほかのパーツ供給についても、ユーザーとの意見交換を通じて今後、再販売に取り組んでいくとしている。
初代ロードスターオーナー必見のレストアサービスの詳細は、マツダ公式ページ(http://www.mazda.co.jp/carlife/restore/)まで。