MotoGP第10戦チェコGPの開幕前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。
■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)
第9戦ドイツGPで今シーズン2勝目を記録し、ランキングトップで前半戦を終えたマルク・マルケス(ホンダ)。ブルノのMotoGPクラスでは参戦1年目の2013年に優勝、2014年に4位、2015年に2位、2016年に3位と得意とするコースだ。
2014年、2016年にはポールポジションを獲得している。サマーブレイク中にはブルノでテストも行ない、今レースに備えた。
「サマーブレイクは休息を取り、友人たちとビーチに行く時間を楽しんだけど、後半戦に向けて、トレーニングを積むいい機会にもなった。非常に接戦となっているシーズンはエキサイティングだけど、常に高い集中力と状況に適応しながら可能な限りにベストなレベルに持って行くことを要求される」
「2週間前に実施したブルノでのテストはよかった。マシンセットアップのいい仕事ができた。ブルノは好きなコースだが、上り下りがあり、方向転換が多く、最も要求が厳しいコースだ。日曜日に表彰台を争うために、テストの仕事を最大限に活かしたい」
■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング5位)
シーズン前半の9戦中、1勝を含む5回の表彰台獲得でランキング5位につけるダニ・ペドロサ(ホンダ)。
ブルノのMotoGPクラスでは2012年と2014年と通算2勝を記録している。マルケスと同様にサマーブレイク中にはブルノでテストに参加、レースに向けて準備を進めた。
「4週間レースがなかったけど、全くアクションがなかったという訳ではない。7月の中旬には、ブルノでテストを実施した。2日間を最大限に活かし、セットアップの仕事は非常に有効だった」
「後半戦に向けて、トレーニングを積んだけど、バカンスを少し取る時間もあり、充電できたのはよかった。好きなコースの一つであるブルノで早くマシンに乗りたい。ブルノにはいい思い出があるし、チームと一緒にいい結果を獲得するために全力をつくしたい」