MotoGP第10戦チェコGPの開幕前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが意気込みを語った。
■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング16位)
今年からスズキに移籍したアンドレア・イアンノーネ(スズキ)。開幕戦では予選2番手からスタートし、トップ争いに加わったものの転倒リタイアに終わり、前半戦は歯車のかみ合わないレースが続き、前半戦終了時点のランキングも16位と低迷している。ブルノでは2011年のMoto2時代に優勝経験がある。
「レースに戻ることができてハッピー。ザクセンリンクの土曜日にGSX-RRにとって重要な発見があり、それはフィーリングがよく、自信を持ってライディングできると思う。サマーブレイク中はトレーニングに取り組んだ。休息も取ったが、フィジカルトレーニングに集中した」
「チェコGPを前にとても集中している。ブルノは好きなコースなので、後半戦がここからスタートすることがハッピー。後半戦では前半の9戦よりいい結果を出さなければならない。チーム全体がポジティブな結果を求めていることは分かっている。パフォーマンスと結果を改善する必要があるが、それを成功させる可能性があると確信している」
■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング22位)
MotoGPルーキーのアレックス・リンス(スズキ)だが、MotoGPデビュー戦で9位入賞と好調な滑り出しを見せたが、第2戦アメリカズGPで負傷、この結果6戦の欠場を余儀なくされた。
第8戦オランダGPから復帰し、第9戦ドイツGP終了時点のランキングは22位。ブルノではMoto3時代の2013年にポールポジションを獲得、Moto2時代の2015年に3位、2016年に2位表彰台に立った経験を持つ。
「今年のサマーブレイクとはいつもとは異なり、2016年の終わり以来苦しんでいたケガがこのサマーブレイクのプログラムにも影響を及ぼした。腕と足首のケガから完全に回復し、フィジカルの調子を上げるために、懸命にトレーニングに取り組んだが、このトレーニングの期間を楽しむことができた。サイクリングやジムトレーニング、バイクのライディングを楽しむことができ、フィーリングはとてもいい」