MotoGP第10戦チェコGPの開幕前に、ドゥカティ・チームのホルへ・ロレンソとアンドレア・ドビジオーゾが意気込みを語った。
■アンドレア・ドビジオーゾ(MotoGPクラスランキング3位)
イタリアGP、カタルニアGPとシーズン前半戦で2勝をマークし、オランダGP終了時点ではポイントリーダーに浮上したアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。前半戦終了時点ではランキング3位となったが、トップのマルケスとは6ポイント差、2位のビニャーレスとは1ポイント差の僅差となっている。
ブルノのMotoGPクラスでは2011年に2位に入賞した経験がある。昨年のレースでは路面コンディションの変化によるタイヤの問題でピットインを余儀なくされ後退したが、序盤はトップを快走した。
「サマーブレイクはリラックスした1カ月を過ごし、シーズン後半に向けての準備を整えることができた。チェコGPに向けてわくわくしているよ。ブルノはシリーズの中でも最も美しく、難しいサーキットの一つだが、いつも魅力的な場所だ。ここ数年はあまりいい結果ではなかったが、今週末にいい結果を出すためにあらゆる努力をしている」
■ホルヘ・ロレンソ(MotoGPクラスランキング9位)
今年からドゥカティに加入したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)だが、スペインGPで3位表彰台に上がったものの、シーズン前半全体としてはマシンのマッチングに苦戦を強いられている。
ブルノはMotoGPクラスでは通算2勝を記録しており、125cc、250cc時代にも勝利しているコース。シーズン後半にどこまで巻き返すかに注目だ。
「シーズン中盤に差し掛かり、ドイツGPの後は数日間の休暇の後、後半戦に向けて3週間トレーニングを行なってきた。ブルノは得意なコースで、マシンのよいパフォーマンスを得ることができると思う」
「ブルノは連続するコーナーが続くコースだ。ここではよい思い出がたくさんある。残りの9レースで競争力を高めるために、早くチームと仕事を再開したいし、大きく前進できると確信している」