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ルイ・トムリンソン ツアー中止のジャスティン・ビーバーを批判

2017年08月02日 11:04  Techinsight Japan

Techinsight Japan

母を亡くしてもステージに立ったルイ、ジャスティンを理解できず
世界ツアーの真っ只中に、残るショーを全てキャンセルすると発表した歌手ジャスティン・ビーバー。長いツアーと移動でかなりの疲れも出ていたようだが、そんな彼を「ワン・ダイレクション」で人気を博したルイ・トムリンソンは「理解できない」と考えているようだ。

昨年『Purpose World Tour』と題したツアーを開始し、長い間各地を回りパフォーマンスを披露していたジャスティン・ビーバー。しかし14の日程を残して、ジャスティンはツアーの中止を決定。代理人が以下のように発表し、大勢のファンが落胆し涙していた。

「不測の事態により、ツアーで予定していた残りの日程はキャンセルいたします。ジャスティンはファンを愛しておりガッカリさせることを嫌がっていますが、18か月にわたり続けてきた世界ツアーで素晴らしい経験をさせてくださったファンの皆さんに、感謝しております。」

これを知ったルイ・トムリンソンは、少なからず驚いたもよう。このほど出演したラジオ番組にて、こう語ったのだ。

「ツアーを続けるには精神的にも良い状態じゃないとダメだけど、ある程度はこう思うんだ。契約を交わした身としては、やっぱり最後までやり遂げないとって…。」
「俺は、ファンには感謝してもしきれない。恩返しもしきれないって思っている。アルバムを買ってくれる人達がいるおかげで、今の自分の立場があるんだから。」

ちなみにルイは大変仲の良かった母親を昨年12月に亡くし、ショックと悲しみに打ちひしがれた。しかし数日後には『X Factor』のステージにて熱唱。それを見届けたサイモン・コーウェルは「君のことを人として、またアーティストとして尊敬している」と称賛し、「君のお母さんも、君をすごく誇りにしていた。今晩のショーも楽しみにしていたから、きっと天国から見守ってくれたんだ、頑張ったぞ」と述べ、ルイが思わず涙を浮かべる姿が話題になった。

長くツアーを続け疲れきってしまったというものの、「ファンのことは愛している」というジャスティン。一方で何があっても応援してくれるファンをガッカリさせるプロはダメだというルイ。考え方は異なる2人が、それが将来的にお互いの仕事や人気に影響を与えることは間違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)