若い女性を好むのは男性の性―。それはもうわかりきっている事実だが、あからさまに態度を変えてくる男性もいるらしい。
怒っているのは、先日のガールズちゃんねるで「女性が30歳になると男性の態度はかわりますか?」というトピックを立てた女性。なんでも、以前から仲良くしていた男性の態度が、30歳になったのを機に急に変わったのだという。(文:みゆくらけん)
「私が30歳になったとたんに上から目線になられました。不細工なこと承知していますが、『残飯に片足つっこんでる』と言われました。(皆さんも)30歳になって態度変えられましたか?」
「若い」というだけが女性としての価値だとする男性の未熟さ
「残飯に片足つっこんでる」とは聞いたことがない。なんともヒドい表現だが、「棺桶に片足つっこんでる」よりかはまだだいぶ手前ですよ、という意味なのだろうか。どちらにせよ男性のこの発言はヒドい。集まったコメントでも「その男最低」というような声が多く上がっていた。
男性の発言はともかく、この女性のように、いわゆる"若い女性"でなくなったあたりから男性の態度が変わってきたことを実感しているという声は多く、
「ええ。それはそれは露骨に態度を変える男性が時々います。面と向かってババアと呼ばれる様になりました」
というコメントも。これもヒドい。他にも「デートに誘われても奢ってもらえなくなってきた。やっぱり違うよ」という声や「婚活では妥協枠にされた」というものも。特に婚活は条件勝負な部分もあるため、男性によっては妥協枠にされてしまうのは多少仕方ないのかもしれない。しかし、世の男性のエゲつさよ。同僚の男性が
「女は30歳まで。31歳以降は女じゃなくて『ヒューマン』。40歳以降の不細工な女は『モンスター』」
だと公言してまわってる人がいる、というコメントもあったが、これでいうと36歳筆者は「ヒューマン」となる。ありがとう、やっと人間扱いしてくれて!と嫌味のひとつもぶつけたいところだが、"若い"というだけが女性としての価値だとするその同僚男の未熟さには呆れてしまうばかりだ。
「年齢より、完全に見た目。30でも可愛いなら全然男寄ってくるよ」
一方で、「30歳を超えてからの方がモテだした」という声もチラホラとあり、「とにかく今モテてモテて仕方ない」という人も。年齢を重ね、女の色気が増したのだろうか。確かに人によっては若い頃よりむしろ綺麗になったり雰囲気が女っぽくなったりする人もいる(昔から可愛かったけど、井川遥も今の方がより魅力的だ)。タレントのYOUも「30代はとにかくモテた」と話していた。しかし、なんにせよ重要なのは「見た目」であり、
「年齢より、完全に見た目。30でも可愛いなら全然男寄ってくるよ」
という声も。これには納得せざるを得ない。
ちなみに筆者の体感では、男性よりも同性からの扱いが変わってきたという感じがある。同性ならではの厳しい目線でチェックされるため、年齢は簡単に見破られるというイメージだ。ただ、それによって不快な思いはしたことがない。ともかく、いつの日か男性か子どもかに面と向かって「ババア」といわれてもくじけないメンタルを育てていきたい。