2017年F1ハンガリーGP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは8位、エステバン・オコンは9位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=8位
8位でレースを終えたことに、とても満足している。今回はクルマのフィーリングがいまひとつで、楽な週末ではなかった。けれども、こうしてレースでは状況を好転させて、ポイントを獲得できたのだから、良いリカバリーだった。ものすごくいいスタートを決めて、その後のポジショニングも良かったことが、最終的な結果に大きな影響を及ぼしたと思う。
チームメイトと軽い接触があり、フロントウイングにダメージを受けたものの、幸いなことにそれでクルマのバランスが変わることはなかった。その後は、時間の大半を(カルロス・)サインツJrと(フェルナンド・)アロンソの後方で過ごしたが、ひどく忙しいレースというわけではなかった。ただ、ピットストップでタイムロスがあり、タイヤ交換をうまく生かして彼らの前に出られなかったのが残念だ。
全体としてみると、今季の前半戦はとても好調だった。これまでの仕事に十分に満足して、気分良く休暇を迎えられると思う。
エステバン・オコン 決勝=9位
スタートがきれいに決まらず、それが僕のレース全体に悪影響を及ぼした。ターン1ではセルジオ(・ペレス)と接触して、こちらはフロアにダメージを負うことになり、多少のパフォーマンス低下はあったけど、レースが続けられないほどではなかった。
でも最終的には、チームのために重要なダブルポイントフィニッシュを達成できた。この週末、決勝に至るまでの過程がかなり困難だったことを考えると、これは素晴らしい結果だ。スタート直後を除けば、とてもクリーンなレースができて、ストフェル(・バンドーン)からの強いプレッシャーにも耐えられたから、この結果には満足している。
今日はチームとしての主なライバルたちよりも上位でフィニッシュできた。ハッピーな気分で休暇に入れそうだ。僕自身もシーズン前半戦で50ポイント近くを獲得したし、チームは後続のチームに対して大量のリードを保っている。この後の休暇を利用して自分たちのバッテリーを充電し、さらに多くのポイントを稼げるような体制を築いて後半戦に臨みたい。