7月30日、鈴鹿サーキットで行われた鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝レースを終え、決勝トップ3のチームが戦いを振り返るとともに、優勝の喜びを語った。
■ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム(決勝:優勝)
中須賀克行
「40周年記念にふさわしいレースになりました。今回はアレックスとマイケルのふたりに助けられましたね。スタート後のセッション1回目の走行は難しかったです。プッシュして行きたいという気持ちはありましたが、絶対にたすきを渡さなきゃいけませんからね」
「たとえトップから離されたとしても、ふたりが挽回してくれると思い、たすきを渡すことだけに集中しました。その結果、優勝することができました。3連覇は日本人初で記録作ることができました。うれしいです」
アレックス・ロウズ
「とてもハッピーだ。また勝つことができてうれしい。最後の走行は緊張していたよ。自分のペースを保たなければならなかった。速く走りたいけど、2位以下とのギャップを保たなきゃいけなかったから、集中して頑張った。すばらしいチームだったよ。またここに戻ってきたいね」
マイケル・ファン・デル・マーク
「ハッピーだ。難しい8耐だけど、今回は今までと違って気候が涼しかったりと、今までとは違った。8耐は前に優勝したことがあるけど、このチームでの優勝は初めてだ。本当に光栄だよ。すばらしいチームだった。気候のこともあり、レースは速いペースだったね。今日はすばらしいマシン、すばらしいチームに感謝したい」
■カワサキ・チームグリーン(決勝:2位)
渡辺一馬
「2位表彰台は素直にうれしいです。僕は今年からチームに入りましたが、こうして表彰台に上がれたのはうれしいし、チームにとっても2年連続表彰台は重要なことです。僕を起用してくれて、表彰台に立たせてくれたチーム、カワサキには感謝しています」
「ハスラムは脱水症状が出るくらいに力を出し切ってくれました。それくらいチームメイトに助けられました。(表彰台は)チームのみんなに連れてきてもらいました。みんなにありがとうと言いたいです。今日、アズランは走らなかったけれど、テストから今まで助けてくれました。感謝しています」
アズラン・シャー・ビン・カマルザマン
「ありがとう。チーム、チームメイトにありがとう。今回、鈴鹿8耐に呼んでくれてありがとう。来年も出たいです。よろしくね」
■F.C.C.TSRホンダ(決勝:3位)
ドミニク・エガター
「ハードな一日だった。マシンも体力もつらかったけど、3位で終えることができてうれしい。レース中にトラブルもあったし、火も少し出たね。でも2位争いができたし、楽しかったよ。鈴鹿が好きだ。たくさんのファンがいてくれて感謝している。また8耐に戻ってきたい。でも明日からはMoto2に戻って、集中して戦うよ。よろしくね」
ランディ・ド・ピュニエ
「一日を振り返ってハッピーだ。僕にとっては2回目の8耐で、2回目の表彰台。ベストを尽くしました。最後はレオンとバトルしたかったけれど、マシンから火が出た。実際には何が起こったのか分からないままピットに入ったんだ。でもポジションをキープできた。チーム、ブリヂストンに感謝している。家族のようだったよ。来年も参戦したいね。1位、2位のチームにおめでとうと言いたい。特にヤマハは本当に強い走りを見せてくれた」
「(終盤でマシンから火が出たことについて)バイクには問題を感じていなかった。わからなかったよ。オイルフラッグが出たから、確認のためにピットに入ったんだ。それでポジションが落ちたから、コースに戻ったあと集中力を戻すのが大変だった。どの位置で戻れるかすごく不安だったよ」
ジョシュ・フック
「僕にとっては、今日はつらくなかったし、大変ではなかったよ。でも、表彰台に上がれたことはすばらしかった。いいパッケージだったし、すばらしいチームだった。全員でいい仕事をしたね。サポートに感謝しているよ。また参加したいと思っている。ありがとう」