2016/17年のフォーミュラEでポイントランキング2番手につけているセバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)は6位を獲得した第11戦モントリオールePrixのレース後車検で最低重量違反が発覚。失格裁定を下された。
モントリオールePrixを12番手からスタートし、6位までポジションを上げてフィニッシュしたブエミ。優勝を飾りポイントランキング首位に浮上したルーカス・ディ・グラッシ(アプト・シェフラー・アウディスポーツ)と10点差のランキング2番手につけていた。
そのブエミは、フリープラクティス2回目でマシンのバッテリーにダメージを追うクラッシュがあり、決勝レースへ向けてマシンを乗り換えていたが、この2台目のマシンが最低重量の基準を満たしていなかったことが判明。スチュワートはチームが急きょ、スペアのマシンを用意することになった状況を考慮したものの、最終的にブエミを失格とする決定を下した。
これにより、ディ・グラッシとブエミの差は18点まで拡大。ディ・グラッシは有利な状況で30日(日)の最終戦モントリオールePrixへ挑む形となった。