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スパ24時間:GOODSMILE RACING&Team UKYO、アクシデントに巻き込まれ無念のリタイア

2017年07月30日 12:02  AUTOSPORT web

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リタイアとなったGOODSMILE RACING&Team UKYOの00号車メルセデスAMG GT3
伝統のスパ24時間に参戦しているGOODSMILE RACING&Team UKYOの00号車メルセデスAMG GT3は、現地7月30日の未明、スタートから11時間を迎える前に他車と交錯。リタイアとなった。

 谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉という豪華なドライバーラインアップで世界三大耐久レースのひとつに数えられるトタル・スパ24時間に挑戦しているGOODSMILE RACING&Team UKYO。
 
 チームは27日に行われた公式予選1回目でのクラッシュ後、大会プロモーターのSROやAMG、メルセデスAMG GT3を走らせる他チームの協力を得てシャシーの交換を実施。当初のカラーリングは復元できなかったものの、決勝までにマシンを仕立て直してレースに臨んだ。
 
 迎えた決勝ではピットスタートとなったうえ、シャシー交換による120秒のストップ・アンド・ゴーペナルティを受けることとなったがレース序盤から着実に順位を上げ、スタートから4時間後には総合39番手に浮上。完全に日が落ちた7時間後にはトップ30圏内の総合29番手までポジションを上げていた。

 そんなチームを悲劇が襲ったのはスタートから10時間30分を過ぎた頃。

 片岡のドライブでバスストップ・シケインに侵入しようとしていた00号車メルセデスに、突如体制を崩し横を向いたプロ・アマクラスの3号車アウディR8 LMSがインサイドから激しく衝突。

 姿勢を乱した状態で突っ込んできた3号車アウディの左側面と00号車メルセデスの右フロント側面が激突し、2台はパーツを撒き散らしながらコース外へ。

 ランオフエリアに押し出された00号車メルセデスはすぐさまピットに戻り、チームはマシンの修復を試みるが、クラッシュのダメージがシャシーにまで及んでいたためリタイアを余儀なくされた。

 また、アクシデントの原因となった3号車アウディも、その場でリタイアとなっている。