婚活サイトを運営するninoyaは7月28日、「男性の価値観データ」の結果を発表した。
調査は7月20日時点で「キャリ婚」に登録している男性694人から回答を得た。「キャリ婚」は共働き結婚を前提とした男女を対象にした婚活サイトで、同調査は共働き志向を持つ男性の価値観のデータとしている。
「イヌ派が高収入なことについては、引き続き考察していく」
「あなたはイヌ派? それともネコ派?」と聞くと、「イヌ派」が48%で「ネコ派」が33%となった。また「どちらも好き」(16%)、「どちらも苦手」(3%)という回答もあった。
また平均年収を見ると「ネコ派」が537万円で、「イヌ派」が624万円と、87万円の差があることが分かった。同社はこの結果について、
「マイルールで自由気ままなネコと、序列を重んじ、忠誠を尽くすイヌ。共働きを上手にこなしていくためには、ある程度の家庭内のルールが必要であり、家族というプロジェクトを遂行するために、『自分の役割』を果たせるスキルは仕事にも生きるということなのか」
と分析し、「引き続き考察を続けていきたい」としている。
共働き志向の男性は「高学歴高収入女子がいい」
6月時点で集計した同社の調査では「夫婦共働き」を希望する理由として、
「家でも気軽に仕事の話をしたい」
「プライベートでの会話もお互いの刺激になるような関係が理想」
などの声が男性から多く挙げられていた。しかし「仕事とプライベートではどちらが大切か」という質問には「どちらかといえばプライベ―トの方が大事」と回答した人が約7割となっている。
またパートナーに求める学歴を聞くと「どちらでも構わない」が53%と最も多く、次いで「高いほうが良い」(38%)、「低いほうがいい」(9%)となっている。年収についても「どちらでも構わない」(53%)、「高いほうがいい」(36%)、「低いほうがいい」(11%)となった。
同社は「巷の結婚相談所では女性側に学歴と年収の下方修正を迫る場合もある」といい、
「それは男性側が自分よりも学歴や年収が低い女性を好む傾向があることに起因しているが、このデータから推測できることは、自身も仕事やキャリアを大事にしており、かつ共働き志向の男性ならその限りではないということである」
と解説している。