トップへ

天然氷のふわふわに驚かされる下町のかき氷

2017年07月30日 00:04  オズモール

オズモール

写真
◆東京・日暮里「ひみつ堂」|偏愛かき氷物語


夏になると恋しくなるかき氷。あまたあるかき氷の中でも、行列を厭わず食べたいと思わせる名店のかき氷には、どれも店主の愛情がたっぷり詰まっています。今回はそんな店主とお客さんが愛するかき氷の物語をお届け。日光の天然水から作るふわっふわ氷に、特製の氷蜜をとろ~りとかけた「ひみつ堂」のかき氷は、数時間並んでも食べたい1品。店主の愛が詰まったかき氷のひみつをのぞいてみよう。


◆ふわっふわの天然氷に甘酸っぱい自家製の氷蜜がたっぷり





自慢の氷蜜は、静岡県と秋田県産の旬摘完熟イチゴを使用しているのでとてもジューシー。日光の天然水から作る綿あめのような氷と見事にマッチした「ひみつのいちごみるく」1000円 ※時期により900~1100円の変動あり




氷、削り、蜜のすべて手作りにこだわった極上のかき氷
店主の森西浩二さんが屋台からスタートしたこちらは、完全手作りにこだわるかき氷専門店。自然の寒さのなかでゆっくり育った日光の天然水から作る氷は、採氷作業から参加するほどの徹底ぶり。「並んでもらったお客さんを笑顔にしたい」という森西さん。かき氷ひと筋の熱意が、一つひとつの工程からうかがうことができる。

昔ながらの手動式で削った氷は、綿あめのようにキメが細かくふわっふわ。手削りだからこその絶妙な不均一さも森西さんのネライ。自慢の氷蜜とぴったり絡みあう。お皿からあふれてしまいそうなほどたっぷりかけられた氷蜜も100%自家製。

イチゴは、「ひみつ堂」のかき氷にマッチするよう、提携農家の専用ハウスで育ているそう。とろっとした食感のあと、甘酸っぱい果汁が口の中に広がって幸せ気分に。季節に応じた削り方、四季折々の素材で作りあげる「純粋氷蜜(ひみつ)」は、数時間並んでも味わう価値あり!









◆乙女心くすぐる店内で最後のひとしずくまでかき氷を堪能


1:季節限定「メロンヨーグルト」
ふわふわの氷に、自家調合したヨーグルトがこれでもか!とかかった1皿。茨城県産の味の香(あじのか)など旬のメロンを使った果肉たっぷりソースは、好みの量をかけながらじっくり味わえるヨーグルトのまろやかさと、瑞々しい果実の甘味がたまらない ■「メロンヨーグルト」1000円




2:季節限定「ほうじ茶みるく」
まろやかなミルクの蜜に有機栽培の茶葉で作ったほうじ茶の粉末を合わせた大人の1皿。ミルクの甘みとほんのりほろ苦いほうじ茶のマッチング楽しんだら、好みで黒蜜をプラス ■「ほうじ茶みるく」1000円 ※提供期間は公式Twitterを確認を




昔ながらのレトロ空間に癒される
カウンター席、テーブル席が配置された細長いレイアウトの店内はこじんまりとしていながらも、いつもにぎやか。壁にかき氷のイラストを眺めたり、店主が削るかき氷の音に心もワクワク。氷が溶けてきたら、各テーブルに置いてあるストローを使って氷とシロップを最後まで味わって




かき氷DATA
【期間】通年
【メニュー】 約200種 パンプキンクリームキャラメル、ひみつのヨーグルト、みたらしクリームきな粉、煮りんごみるく、自家製ラムレーズン各1000円 ※冬場は900円
【氷の特徴】日光の天然氷・三ツ星氷室の氷を、手動式で1皿ずつ削って作る
【シロップの特徴】季節のフルーツを中心に、長時間かけて作る自家製シロップ
【トッピング】なし
※メニューは毎日変わるためTwitterでの確認を

【入店・待ち時間について】
・整理券の配布あり、待ち時間は順番が来るまでお店を離れてもOK
・上記指定時間から1時間程度待ち
・繁忙期は平均3~5時間待機



ひみつ堂
TEL:03-3824-4132
住所:東京都台東区谷中3-11-18
営業時間:10:00~18:00くらい
定休日:月(10~5月は火定休)
予約:不可
アクセス:JR山手線「日暮里駅」西口より徒歩4分
その他のメニュー:七宝グラタン900円(11~4月限定)など

【入店・待ち時間について】
・整理券の配布あり、待ち時間は順番が来るまでお店を離れてもOK
・整理券の指定時間から1時間程度待ち
・繁忙期は平均3~5時間待機



PHOTO/MANABU SANO  TEXT/SHIORI YAMAKOSHI、NAOMI TERAKAWA