香取慎吾と“ザキヤマ”こと山崎弘也がレギュラーを務めるバラエティ番組『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)で、ゲストの速水もこみちと保育園を訪れ、お泊り保育を手伝おうと奮闘する姿が7月26日に放送された。若手保育士のりか先生とやつぎ先生は今回が初めてのお泊り保育担当で、しかも男性保育士がいないなか香取たちに期待を寄せる。
まずは顔合わせでお互いの紹介や段取りなどを話していると、やつぎ先生が「もこみちさんと誕生日が同じで…」と切り出し「ぶっこみ先生ですか?」とザキヤマに突っ込まれてしまう。速水も彼女が本を持っていると聞き「何の本ですか?」と『MOCO飯』の書名を引き出して嬉しそうである。
1日目は園児たちとスーパーマーケットへ買い出しに行ったり、園の畑で野菜を収穫したりして夕食の材料を揃える。その後で公園にてスイカ割りを行うが、まずはやつぎ先生がお手本を見せることになった。彼女が目隠しをして5回まわりザキヤマたちが「はいスタート」「まっすぐ!」と誘導するままに進むと、
速水もこみちの胸のなかへというサプライズが待っていた。子どもたちも大喜びだが、当のやつぎ先生は照れてしまい速水のハグを味わう余裕はなかったようだ。
夕食づくりではそれぞれ分かれて野菜を調理した。速水がじゃがいもを包丁で切りながら「切る時に指が出ていたらあぶないよね~」「指が滑っちゃったりとかすることもあるから、指はちゃんと猫の手にしてのせてあげるのが大事ね」とやさしく話して聞かせるので、子どもたちが周りに集まる。香取がそれを見て「これは、子ども向けの料理教室やるな! その練習だな今」と推測するので速水は苦笑していた。
そうやって完成した海賊カレーとサラダの夕食を終えるとメインイベント“よるの探検”に突入、香取が「キャプテンしんご」となり子どもたちと園から出て交流のあるお年寄りの施設やラーメン店を訪れて宝箱のカギを探すという大掛かりなものだ。やがて園に戻るとザキヤマが“一つ目小僧”、速水が“ぬりかべ”に扮して熱演、その迫力に大泣きする子どももいた。しかしキャプテンしんごと園児たちで「ひょっこりひょうたん島」を合唱して呪いを解き、ザキヤマ先生ともこみち先生を救う。
おやすみタイムでは香取が絵本『おやすみロジャー』を読み聞かせていると、3分ほどで皆ぐっすりと寝入った。その後も先生たちと翌朝子どもたちに渡すプレゼントを深夜まで作る。翌朝は6時ごろに子どもたちを起こすが、香取はいくら声をかけて揺すってもびくともしない男の子に「すげえな、だいちゃん。俺みたい」と自分の姿を重ねていた。
閉会式では園長先生が子どもたちに、りか先生とやつぎ先生はお泊り保育が初めてで毎日眠れなかったことを明かし「みんなが大好きだから頑張った」と話して感動を誘った。子どもたちに1人ずつ手作りのプレゼントを渡すと、子どもたちからも「しんご先生」「もこみち先生」「ザキヤマ先生」の似顔絵とメッセージを贈られた。お泊り保育が無事に終わり、子どもたちとともに香取慎吾と速水もこみちが園から出ると何より驚いたのは迎えに来ていたお母さんたちだろう。
今回の『おじゃMAP!!』にツイッターでは「しんご先生素敵でしたね」「おじゃマップファミリーありがとう、もこちゃん」「子どもと戯れてる様子を観て…『慎吾ママ』を思い出して、テンションアゲアゲ…」などの反響があった。思えば『サタ☆スマ』(2002年3月23日終了)でやっていた「中居パパの赤ちゃん預かります」や「慎吾ママのこっそり朝御飯」といった企画が懐かしい。
番組では「心霊現象でお困りの方」「訳あって帰省できず香取ザキヤマと一緒に帰省してほしい方」「夏の時期に手伝ってほしい大変なお仕事がある方」など依頼を募集しているが、子どもたちと過ごす企画にも期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)