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三代目JSB、個人活動の充実はグループに何をもたらす? 登坂広臣ソロプロジェクト始動を機に考察

2017年07月27日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2016年11月から2017年2月までに及ぶロングツアー『三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2016-2017 “METROPOLIZ”』を終え、さらに大きな飛躍を見せた三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE。グループ単独としての活動は一旦落ち着きを見せる中、7月21日に登坂広臣がソロプロジェクトを始動することが発表され、各メンバーのソロ活動に注目が集まっている。


(関連:三代目JSBブランド直営店「J.S.B.TYO」レポ LDH流リアルクローズの魅力


■歌、ラップ、ダンス……スキル生かした音楽活動


 7月27日に配信シングル「WASTED LOVE」をリリースする登坂。同曲のティザー映像では、PKCZ®・VERBALが「物悲しさとか鋭い感じとか、演じてるというか、そもそもそういうDNA、そういう星の下で生まれた人」と登坂についてコメントしており、グループのキャッチーな楽曲とは異なる一面を見せてくれそうだ。


 CRAZYBOYことELLYは、グループ内でそのラップスキルを披露するのみならず、大沢伸一、ANARCHY、Mighty Crownなどの作品にも参加し、高い評価を得てきた。そして2月に初作品『NEOTOKYO EP』、続く7月には『NEOTOKYO Ⅱ EP』を配信リリース。当サイトでMCのDARTHREIDERも「新たなラッパーによる“強力なヒップホップ作品”が現れたと感じました」と評するほどの完成度の高さだ。(参考:CRAZYBOYは“強力なヒップホップ作品”を生み出した DARTHREIDERの『NEOTOKYO EP』評 http://realsound.jp/2017/04/post-11921.html)


 また、以前からソロシンガーとして活動してきた今市隆二はブライアン・マックナイトと新曲制作に取り組んだり、小林直己は熊本県の小学校を訪れ、「夢の課外授業」を開催してダンスの指導を行なったり、NAOTOはコブクロ「心」のMVにダンサーとして参加するなど、それぞれ持ち前のスキルを生かしたソロ活動に力を入れている。


■山下健二郎、岩田剛典……俳優として表現力広げるメンバーも


 一方、音楽以外の場で活躍を見せるメンバーもいる。ドラマ『福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-』(Amazonプライム・ビデオ)でミステリアスな“イケメン御曹司”を演じた山下健二郎は、7月19日から地上波でも放送開始しているdTV×FODオリジナルドラマ『Love or Not』(フジテレビ)で初主演。パフォーマーとしての普段のイメージとは違ったどこか頼りない“ダメ男”を演じ、表現力の幅を広げている。


 また「サマンサタバサ」のCMなどで広くお茶の間にその名を知られる岩田剛典は、2016年に映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で初主演を務め“王子様”的なイメージを強めると、一転した雰囲気のサスペンスドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)では主人公を支える重要な役どころを熱演。さらに2018年公開の映画『パーフェクトワールド』では突然の事故で車椅子生活を送る主人公に抜擢されるなど、俳優としてのキャリアを確実に積んでいる。


 8月19日には三代目メンバーも出演する映画『HiGH & LOW』シリーズ最新作『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』の公開が控えており、登坂、岩田、山下、ELLYといったキャスト陣の活躍が期待される。


■三代目JSBとしての動向は?


 もちろん三代目J Soul Brothersとしての活動も見逃せない。PKCZ®が8月2日に発売するアルバム『360° ChamberZ』収録曲「X-RAY feat 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」に参加しているほか、8月26日、27日には延期となっていた『METROPOLIZ』ツアーの札幌振替公演が開催される。全国各地の映画館では同公演のライブビューイングも行なわれ、多くのファンがメンバー全員が揃った姿を見ることができる機会となりそうだ。


 そしていよいよ、9月16日からは新たなツアー『三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2017 “UNKNOWN METROPOLIZ” 』がスタートする。山下がインタビューで「ライブで7人集まったときに、最強のグループになれたら」とソロ活動について語っていた通り(参考:三代目・山下健二郎 絶大な人気も「安心感はゼロ」(デイリースポーツ) https://www.daily.co.jp/gossip/2017/05/01/0010145804.shtml)、自身のためだけでなくグループを思ってスキルを磨く各メンバー。ライブで“最強”のパフォーマンスが見られるのを楽しみに待ちたい。(村上夏菜)