ホンダは26日、F.C.C.TSRホンダから鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場予定だったステファン・ブラドルの欠場を発表した。ブラドルの代役にはチームSuPドリームホンダより参戦予定だったジョシュ・フックを起用する。
7月24日から体調不良により地元の病院へ入院したブラドル。25日の午前中に担当医より中耳炎と診断された。ブラドルは耳の内部で炎症を起こしているため、日本への渡航に対してドクターストップがかかった。これにより、鈴鹿8耐を欠場することとなった。
ブラドルは今回の欠場について「鈴鹿8耐に参戦することを1年間心待ちにしていただけに、今回参戦できなくなったことを非常に残念に思う」と次のようにコメント。
「不運にも、内耳・鼓膜が炎症を起こしていて、医者から飛行機に乗るべきではないと診断された。鈴鹿でのテストを通じて、確かな手ごたえを感じていただけに本当に残念に思っている」
「TSRのチームスタッフ・ライダー、ホンダチームのみんなが鈴鹿8耐本番で良い結果を得られるように心から応援しているよ」とブラドル。
ブラドルの欠場により、TSRホンダは2015年の鈴鹿8耐に同チームから出場して2位表彰台を獲得し、今年の鈴鹿8耐ではSuPドリームホンダから参戦予定だったフックを代役として起用。TSR Honda はドミニク・エガーター、ランディ・ドゥプニエ、フックの3名で挑む。
なお、フックが抜けたSuPドリームホンダには、リザーブライダーとして登録されていたダミアン・カドリンが第3ライダーとなり、伊藤真一、グレッグ・ブラックとともに鈴鹿8耐に出場する。