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職場で聞くとウンザリする言葉 「"仕事だから"がブラックな働き方の原因になる」という見方も

2017年07月26日 11:31  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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世の中には決まりきった言葉、というものがある。使う方は特段深く考えてないのかもしれないが、言われた方としてはウンザリすることも少なくない。

ガールズちゃんねるには7月23日、「この言葉に疲れた」というスレッドが立った。スレ主は求人票に記載の求める人材書かれる、「『効率よく』『テキパキ』『フットワークが軽い』『粘り強い』『根気強い』『努力できる』」という言葉を見ると疲れてしまうという。

「バカ真面目なんでそれを真に受け効率よく動けない自分はだめだと思ってしまいます。限界まで無駄を省き効率を追求する日本社会に疲れました」

と心境を綴った。

「効率よく」って言うぐらいなら、くだらない会議をやめて

スレ主と同様に、「効率化」という言葉が嫌いという人物は、利益が出るというロジックはわかるとしつつも、現場をよく見ることなく「もっと効率よくやらないと」と上から指示されることに不満を抱き、怒りをぶちまけている。

「効率よくって言うぐらいならくだらない取り組みとかくだらない会議とか開くのやめてもらえないかな。効率いい会議すれば?効率悪い取り組み全部廃止しろよ」

また、「仕事なんだから」という言葉を挙げた人物は、「これがブラックな働き方を受け入れる基礎になってると思う」と批判。「どこまで我慢するべきなのか?」と疑問を呈する人もいる。もちろん引き受けた仕事の責任はあるが、そもそも無理な仕事量だとしたらマネージメントにも問題がある。

就活だと「お祈り申し上げます」という決まり文句にウンザリ

また、職場での「みんなでしましょう」が嫌いだという意見もあった。耳障りはいいが責任の所在を曖昧にするので、揉め事になりやすい。この言葉を挙げた人物の会社でも、誰が何をするかなどを決めずに始め、結局最後までやるのは「真面目で、他の業務も同時進行しないといけない一部のスタッフ」だという。これでは仕事のモチベーションは落ちる一方だろう。

「コミュニケーション」もよく使われるが、使い方を間違えると逆効果になることも。休み時間まで職場の人と過ごすことを強要されるという人物は、

「勤務時間中もコミュニケーションとか言っておしゃべりばっかりしてるから、うるさくて仕事に集中できない」

と嘆いている。

就活が長引いているという人物は、企業から送られる不採用通知に書かれる「お祈り申し上げます」という決まり文句に疲れたと心境を吐露。見た目は丁寧な文章だが、何度も目にするうちに嫌味に思え、自信もなくなってくる。

ほかには、「時間が解決する」「頑張れば結果はついてくる」など、気休めの言葉にウンザリする人は多かった。