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スーパーGT第5戦富士の参加条件発表。ホンダNSX-GT、最低重量1034kgで初の富士戦へ

2017年07月25日 14:42  AUTOSPORT web

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ホンダNSX-GTは競技車両最低重量が1034kgとなって初めての富士戦に挑む
スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは7月24日付けで、富士スピードウェイで8月5~6日に開催する第5戦の参加条件を発表した。

 スーパーGTでは、各レースを前に各車両の最低重量、エアリストリクターや性能調整重量を定める参加条件がチーム向けに告示され、各車両はその数値に合わせなければならない。

 GT500クラスでは、DTMドイツツーリングカー選手権と統一化したクラス1規定のもと、レクサスLC500とニッサンGT-RニスモGT500は規定に則っているため参加条件は特に定められていないが、ホンダNSX-GTは市販車のエンジン搭載位置に合わせてミッドシップ化しているため、参加条件が定められている。

 そんなホンダNSX-GTの競技車両最低重量は、第3戦オートポリス、第4戦SUGOと同じく1034kg。第2戦富士には1049kgで挑んでいたため、この第5戦は15kg軽減された重量で挑む初めての富士戦となる。

 GT300クラスもブランパンGTシリーズのBoP(性能調整)をもとに数値が定められているFIA-GT3車両の参加条件が公開された。

 ブランパンGTのBoPは各コースの特性によって事前に定められており、第5戦では第2戦富士と同様の数値が適用されている。

 BoPにより、第4戦から車両重量に変更があったのは以下の車種。

レクサスRC F GT3:BoP+20kg→+30kg
アウディR8 LMS:BoP+35kg→+15kg
BMW M6 GT3:BoP+30kg→+20kg
ランボルギーニ・ウラカンGT3:BoP+40kg→+25kg
フェラーリ488 GT3:BoP+30kg→+5kg
メルセデスベンツAMG GT3:BoP+40kg→+5kg
ポルシェ911 GT3 R:BoP+25kg→+10kg
ベントレー・コンチネンタルGT3:BoP+15kg→+0kg
メルセデスベンツSLS AMG GT3:BoP+15kg→+10kg

また、エアリストリクター径、最低地上高、給油リストリクターに変更があったのは下記の3車種。

レクサスRC F GT3:エアリストリクター径38.0mm×2→40.0mm×2
BMW M6 GT3:給油リストリクター34.5mm→35.0mm
フェラーリ488 GT3:最低地上高F:73mm/R:98mm→F:79mm/R:104mm

 最大過給圧についても、フェラーリ488 GT3、BMW M6 GT3、ニッサンGT-RニスモGT3、ベントレー・コンチネンタルGT3ともに変更が加えられている。

 なお、マザーシャシーを含むJAF-GT車両については、第4戦からの数値変更はない。