ドライタイヤを装着したStudie BMW M6は、Jorg選手のドライブでコースに復帰。しかし、直後に最終コーナーで発生したクラッシュにより、レースは再びセーフティーカー先導での走行となった。この時点でルーティンのPITストップを終え、ドライタイヤを装着しているGT300クラスのマシンはごくわずか。43周目にレースがリスタートすると、前方のマシンが次々にPIT IN し、Studie BMW M6は大幅にポジションを上げるかと思われた。
しかし、46周目に発生した最終コーナーでのクラッシュで、3度目のセーフティーカーが導入。これによってアドバンテージを失ったが、リスタート後のJorg選手は、素晴らしいレースペースを維持。16番手から11番手まで徐々にポジションを上げ続けた。このままのポジションでチェッカーを受けると思われた、ファイナルラップ直前、Studie BMW M6にトラブルが発生。左フロントタイヤがバーストし、Jorg選手はタイヤ交換を余儀なくされてしまった。結果、ポジションは16番手まで後退。Team Studieは16位完走でRd.4を終えた。