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ポルシェ ジャパン スーパーGT第4戦SGUO レースレポート

2017年07月24日 14:02  AUTOSPORT web

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ポルシェ ジャパン スーパーGT第4戦SGUO レースレポート
D'station Porscheは15位でフィニッシュ。GULF NAC PORSCHE 911は10位入賞

スーパーGT GT300クラスで911 GT3Rが2台完走

村田町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)のドライビングアンバサダーを務める藤井誠暢が所属し、911 GT3Rで2017年のスーパーGT GT300クラスに参戦するD'station Racing(#33)は第4戦(スポーツランドSUGO)の決勝において、15位完走を果たしました。もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は10位入賞いたしました。

 アップダウンに富み、毎回多くのドラマが演出されるスポーツランドSUGOにおけるスーパーGT第4戦。D'station Porscheは、今回別のシリーズで負傷したアンドレ・クートに代わって、2015年のポルシェ カレラカップ ジャパンのチャンピオンである元嶋佑弥を起用。

 藤井とコンビを組んで挑んだ。JAF-GT車両が速さをみせるこのコースでD'station Porscheは、7月22日(土)の公式予選で、藤井が13番手でQ1を突破。さらにQ2では元嶋が12番手につけ、決勝での上位入賞に期待がかかった。

 迎えた7月23日(日)の決勝レースは朝から不安定な天候となり、序盤雨により路面はウエットに転じる。そんななか、D'station Porscheのスタートドライバーを務めた藤井は、序盤10番手前後を走行。雨が止み、ウエット路面から少しずつドライ路面に転じるなか、タイヤ交換のタイミングをうかがった。

 藤井は33周を終えてピットインし、元嶋に交代。その際スリックタイヤを装着し追い上げを図るが、レース中盤、アクシデントにより二度にわたったセーフティカーがD'station Porscheにとって非常にタイミングが悪く、上位進出の望みが厳しくなってしまう。また、藤井のドライブ中に#21 アウディと接触したことによるドライビングスルーペナルティが課されてしまった。

 元嶋はそれでも諦めることなく、初めてレースでドライブするポルシェ911 GT3 Rの習熟を進めながら、ラップタイムを上げていきチェッカーを受けた。ただ、元嶋のドライブ中に黄旗中の追い越しがあったとして、レース後競技結果に47秒のペナルティが課され、最終的にD'station Porscheの順位は15位となった。

 もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は、ジョノ・レスターのアタックで予選は15番手グリッドを獲得する。レースでは序盤、19番手前後を走行しながら追い上げを披露。中盤36周目にピットインし、レスターから峰尾恭輔に交代。セーフティカー後も少しずつポジションを上げ、10位でフィニッシュ。貴重な1ポイントを加算した。

 次のスーパーGTレース 第4戦は、8月6日に静岡県の富士スピードウェイで決勝レースが行われる予定になっている。

スーパーGT GT300クラス 2017年 第4戦 スポーツランドSUGO 結果

1位 No.11 GAINER TANAX AMG GT3(77周)
2位 No.50 Ferrari 488 GT3(77周)
3位 No.25 VivaC 86 MC(76周)



10位 No.9 GULF NAC PORSCHE 911(76周)

15位 No.33 D'station Porsche(76周)