AUTOBACS RACING TEAM AGURI
2017スーパーGT第4戦 スポーツランドSUGO
GT300 予選レポート
セット決まらず赤旗中断もあり後方に沈む
午前のセッションは高木真一選手とショーン・ウォーキンショー選手で頻繁に交代しながら、セットのチェックを行った。バランスは良いものの、なかなか納得の行くタイムが出ないので、Q1はコースに慣れている高木が担当することになった。
予選前に雨がパラついていたので、高木は早めにコースインしてタイムアタックを開始した。計測2周目にベストタイムを出すべくアタックを開始したが、他の車両のコースアウトにより2周目のアタック中に赤旗中断になってしまった。セッションは再開したものの、最初のアタックでタイヤを使い切ってしまったためこれ以上タイムを伸ばすことができず22番手でQ1を終え、残念ながらQ2進出は果たせなかった。
明日は後方からのスタートになるが、上位進出をかけて準備をしたい。
土屋圭市アドバイザーのコメント
「今回はセットの方向性が良くなかったかな?セットは大きく外していないと思うので、微調整すればトップグループのレベルになると信じています。明日までに分析して挽回出来るように準備します」
安藤博之エンジニアのコメント
「6月にSUGOと鈴鹿でテストしたデータを基に、そしてタイヤも少し変更があったのでそれに合わせてセットを決めました。バランス的には大きくズレていませんが、パフォーマンスの高さはトップに比べると遅れていると言わざるをえない状況です。今回の予選の結果を見るともう一度見直す必要があると考えています」
高木真一選手のコメント
「雨が降ると思って、早めにアタックを開始しましたが、それでタイヤを使い切ってしまいました。運が悪かったと思いますが、きちんとアタックできたとしても、Q2進出はギリギリだったと思います。タイヤの使い方やセットを含め、いろいろと考え直します。後方から追い上げて6位以内に入りたいと思っています」
ショーン・ウォーキンショー選手のコメント
「明日は22番手からスタートで難しいレースになりますが、クルマのバランスは良いですし、タイヤも良いので、戦略を上手く組み立ててポイント圏内までポジションを上げられるように頑張りたいです」