BMW Team Studie
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 4 SUGO GT 300KM RACE
公式練習
気温 29℃/路面温度 42℃
Rd.4 SUGOの初日は、事前の予報に反し晴れ模様のスタート。最初のプログラム『練習走行』は、ドライコンディションで開始された。このセッションは、荒選手から走行スタート。前半は、マシンの感触を確かめつつ、コンディションにマッチするセッティングを探る作業に時間を費やした。セッション中盤からはJorg選手がドライブ。引き続きセッティングの確認と、タイヤの選定を行い、このセッションを終えた。
公式予選 Q1
気温 32℃/路面温度 39℃
このラウンドのQ1ドライバーは荒選手が担当。セッション直前、小雨が落ち始めウェット宣言が出された。路面コンディションはドライ。天候を考慮し、Studie BMW M6はドライタイヤでコースインした。アウトラップに続く計測2周目を走行中、3コーナーでマザーシャーシ車両がコースアウト。赤旗中断で予選は残り10分時点から再開された。再開後の荒選手は計測2周目でアタック開始。GT300クラス全体のTOPタイムでセクター1を通過すると、その後もペースを維持し、その時点での4番手タイムを記録。Q1通過は確実と判断し、マシンをPITに戻し、6番手ポジションでQ1を終えた。
公式予選Q2
気温30℃/路面温度37℃
Q2はJorg選手が担当した。コースコンディションは変わらずドライ。アタック時のギャップを築くため、セッションスタートから2分間ウェイティングし、マシンをコースに送り出した。Jorg選手がアタックに備える計測1周目、88号車がSPコーナーでコースアウト。Q1に続き、Q2も赤旗中断となった。セッションは残り7分間で再開。Jorg選手は計測2周目にアタックを開始。1分19秒611を計測し、10番手でQ2を終えた。
鈴木康昭 チーム代表兼監督
朝のフリープラクティスでStudie BMW M6が20番手、ARTAさんが24番手。菅生とM6 GT3の相性の悪さを若干感じながら予選に挑みました。しかし、Q1の荒のスーパーLAPでその心配は無くなりました。Jorgも他のドライバーより、経験周回数の少ないSUGOで10番手という結果を出してくれましたので、決して悪い結果では無いと思います。荒れる展開の多いSUGOで、明日は雨のレースが予想されています。チーム力を発揮して、明日は1つでも上のポジションを狙います。
Jorg Muller選手
フリープラクティスのポジションから10番手の予選結果はとてもハッピーです。セイジの素晴らしいQ1、私のベストのQ2。もっと後ろのポジションを予想していたので、この結果はとても嬉しいです。明日のレースもプッシングし続けます。
荒聖治選手
Q1直前にウェット宣言が出ましたが、ドライコンディションでの車の仕上がりが良いので、ドライで走る事が出来てとても良かったです。アタック直前に赤旗が出るなど、100%完璧なアタックではありませんでしたが、与えられたタイミングの中でベストな走りが出来たと思います。明日の決勝も天気が分かりませんが、10番グリッドを活かして、1つでも多くのポイントを獲得したいと思います。