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スーパーGT:第4戦SUGO公式練習はWAKO’S最速。ホンダ、ニッサンが続く

2017年07月22日 11:42  AUTOSPORT web

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スーパーGT第4戦SUGOの公式練習トップタイムとなったWAKO'S 4CR LC500
スーパーGT第4戦SUGOの公式練習が7月22日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスはWAKO'S 4CR LC500のが、GT300クラスはSYNTIUM LMcorsa RC F GT3がトップタイムをマークした。

 午前中の公式練習は気温31度、路面温度40度。事前に雨の予報も伝わっていたが、当日は雲が広がるものの陽が射す天候の下、この時季らしいドライコンディションでスタートした。なお、直前に実施されたFIA-F4の公式予選の中断により、5分ディレイとなる9時5分にスタートしている。

 各車ピットインをやコースを周回してマシンチェックを行うなか、開始約10分過ぎには平川亮がドライブするKeePer TOM'S LC500が馬の背でコースオフ。また、開始25分を過ぎたころにはフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-RとHitotsuyama Audi R8 LMSが最終コーナーで接触。お互いマシンにダメージを負ってピットインした。ただ、両車ともマシンを修復し、コースに復帰した。

 さらに開始30分を過ぎた9時35分には、レインボーコーナーの先付近でマッハ車検 MC86 GTNETがガードレールに後ろからクラッシュ。9時55分ごろにはS字過ぎでドライブするシンティアム・アップル・ロータスがスピンしている。

 この直後、KeePer LC500が馬の背手前でマシンを停止。マシンはその手前からスローダウンしており、マシントラブルによるもののとみられた。この車両回収のためにレッドフラッグ提示、セッションは約6分間の中断となった。

 1時間を経過した時点で、GT500クラスでセッションをリードしていたのはRAYBRIG NSX-GT。これにDENSO KOBELCO SARD LC500、au TOM’S LC500とレクサス勢が続く状況。GT300クラスはSYNTIUM LMcorsa RC F GT3が1分19秒670でトップに。2番手にはUPGARAGE BANDOH 86、3番手にはVivaC 86 MCが続いていた。

 再開後の10時29分には、SPふたつめで平手晃平がステアリングを握るDENSO KOBELCO SARD LC500がコースアウトしスポンジバリアにクラッシュしてしまう。ダメージはそれほど多くなく、自走でピットに戻ったが、このクラッシュにより赤旗中断となり、混走はこの赤旗中断をもって終了となった。

 10時34分から開始した各クラスの占有走行では、午後に行われる予選を見据えたタイムアタックも展開され、GT300クラスの占有走行では、B-MAX NDDP GT-Rが1分19秒742で2番手に浮上。その後トップタイムを更新するマシンは現れず、トップタイムはSYNTIUM LMcorsa RC F GT3のままセッションが終了した。GT300クラスは最終的にSYNTIUM LMcorsa RC F GT3が最速。B-MAX NDDP GT-R、VivaC 86 MCというトップ3となった。

 GT500クラスの占有走行では、WAKO'S 4CR LC500のカルダレッリが1分12秒394のタイムでリーダボードのトップに立つ。最終的にこのタイムが更新されることはなく、GT500クラスのトップはWAKO'S 4CR LC500、2番手にARTA NSX-GT、3番手にフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rで続き、レクサスLC500、ホンダNSX-GT、ニッサンGT-Rがトップ3台を分け合う結果となった。なお、この専有走行の時間では、公式練習でトラブルのため40分ほどピットにいたEpson Modulo NSX-GTが4コーナーでスピンを喫している。

 午後に行われる公式予選では、雨の予報も出ている。真夏の3連戦の初戦となる第4戦SUGOで、ポールポジションを獲得するのはいったい誰になるのか。公式予選Q1は、GT300クラスが14時10分から、GT500クラスが14時30分から行われる。