H・R・ギーガーのドキュメンタリー映画『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』が、9月2日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、9月9日から東京・恵比寿の東京都写真美術館 ホールほか全国で順次公開される。
リドリー・スコット監督の映画『エイリアン』における造形デザインで、1980年に『アカデミー賞』視覚効果賞を受賞したスイスのアーティストH・R・ギーガー。様々なミュージシャンのジャケットにも作品が起用されている。2014年に74歳で逝去した。
H・R・ギーガー財団公認のドキュメンタリーとなる『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』では、ギーガーの自宅やアトリエで撮影を敢行。当時73歳のギーガーが、子供のころに父親にプレゼントされた頭蓋骨や博物館でのミイラの恐怖といった創作の源泉、3人の女性のパートナーとの出会い、『エイリアン』の誕生秘話などについて語る。
今回の発表とあわせて公開されたメインビジュアルには、ギーガーがガールフレンドに捧げたという作品『Li II』を使用。デザインは河村康輔が担当した。