BMWは7月18日、2018年のWEC世界耐久選手権LM-GTEプロクラスに投入する新型マシン『BMW M8 GTE』のイメージイラストをSNSで公開した。
2016年9月に、フェラーリ、ポルシェ、アストンマーチン、フォード、4つのマニュファクチャラーが激戦を繰り広げているWECのLM-GTEプロクラスへの参戦を発表したBMW。今年5月には投入するマシンが新型8シリーズをベースとするBMW M8 GTEであることを明らかにしている。
今回発表されたイメージでは新型マシンの詳細をうかがい知ることはできないが、現在GTE規定とほぼ同じ規格であるIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのGTLMクラスに参戦しているBMW M6 GTLMとは、ルーフ形状ならびにサイドウインドウの造形が異なっていることがわかる。
また、フロントフェンダー後端やリヤウイングの翼端板などもより凝ったデザインとなっているようだ。
すでに新型マシンのシェイクダウンテストを終えていると思われるBMWは「我々は2018年シーズンに向けた準備を進めている。今回発表したイラストは“前菜”だが、もう間もなく、まったく新しいBMW M8 GTEをお見せできるだろう」というコメントを掲載している。