レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、最近フェラーリへの移籍を噂され、それについてレッドブルのボスが絶対に手放さないと発言したことを光栄なことと受け止めている。
2017年シーズン、フェルスタッペンはマシンの信頼性の問題に何度も見舞われ、思いどおりの結果を出せずにいる。
フェルスタッペン陣営はフラストレーションが高まり、そのためにおそらくは彼が今シーズン末で環境を変え、フェラーリの門を叩くのではないかという噂が出たものと考えられている。
しかしこの噂についてはフェルスタッペンとレッドブル双方が否定しており、最近ではモータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコが「たとえ1億ユーロ(約130億円)積まれても」フェルスタッペンを手放すつもりはないと断言した。
この発言を受け、フェルスタッペンは「1億ユーロ? すごいね、僕の契約金はサッカー選手より高いんだ!」とシルバーストンで語った。
「そんなふうに評価されるのは、いつだってとても光栄なことだよ!」
フェルスタッペンはチームに対する彼の立場を確認し、英国のミルトン・キーンズに本拠を置くレッドブルから今季末で去ることはないと、移籍の可能性を排除した。
「そのことについては話すつもりはない」とフェルスタッペン。
「僕にはレッドブルとの間に契約がある。そのうち分かるだろう。条件については教えないけど、今現在、契約があるんだ」