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大型デュアルタッチスクリーンも装備した『レンジローバー・ヴェラール』受注開始

2017年07月19日 17:52  AUTOSPORT web

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日本上陸を果たした"4番目"のレンジローバーとなる『ヴェラール』
2017年3月には登場がアナウンスされていた、先進的なデザインとデジタル・テクノロジーを兼ね備えたレンジローバー・ファミリー“4番目”のモデル、『レンジローバー・ヴェラール』がいよいよ日本上陸。7月11日より受注開始となっている。

 ジャガー・ランドローバーのラインアップでミドルサイズクラスを担当するこの『レンジローバー・ヴェラール』は、上級の『レンジローバー・スポーツ』と、末っ子である『レンジローバー・イヴォーク』の間を担う新たなモデルとして登場。そのプラットフォームは、先にデビューした『ジャガー・F-PACE』と同様のアルミアーキテクチャーを使用している。

 レンジローバーの特徴であるラグジュアリーさと優れた走破性能を受け継ぎながら、“リダクショニズム(還元主義)”の理念に基き、無駄を排除したすっきりとしたデザインを採用。

 ランドローバー初のドアパネル格納式のデプロイアブル・ドアハンドルや、セグメント初となるインテリジェント・ハイビーム・アシストとアダプティブ・フロント・ライティング・システムを備えたマトリックス・レーザーLEDヘッドランプなども取り入れ、徹底したフラッシュサーフェース・デザインにより、空力性能でもランドローバー史上最も低いCD値(空気抵抗係数)0.32を実現した。

 また、インテリアにもシンプルな機能美が反映され、すべてのグレードにふたつの高解像度10・2インチのタッチスクリーンからなる最新のインフォテインメント・システム『Touch Pro Duo』を標準装備。

 インストゥルメントパネルの上下段に並んだモニターにより、ナビゲーションを表示しながら、エアコン調整や、エンターテインメント機能が使用可能となっている。

 自慢の駆動系もインテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)搭載のAWDシステムを採用。通常は発進時から最大の安定性が得られるようにトルクを50:50で配分し、オンロードで最高のパフォーマンスを発揮するために、リヤ100%の配分から路面状況に応じてフロント100%の配分までコントロール可能となっている。

 さらに、路面の状況にあわせてエンジン、ギヤボックス、ディファレンシャル、サスペンションなどを最適に設定する『テレイン・レスポンス』は標準となり、さらに発展させて走行状況をモニターし、自動的に最適な車両設定にする『テレイン・レスポンス2オート』も、エアサスペンションとの組み合わせで選択可能。

 その際の悪路走破性は、アプローチ・アングル28.89度、デパーチャー・アングル29.50度、最大渡河水深650mmと、レンジローバーの名に恥じない性能を備えている。

 エンジンにも最新のラインアップがそろい、ランドローバー初となる待望のINGENIUM(インジニウム)4気筒ガソリン(250PS・365Nm、300PS・400Nm)と、ディーゼル(180PS・430Nm)が登場。さらに高性能版として、V型6気筒スーパーチャージド・ガソリン(380PS・450Nm)もラインアップ。2018年モデルのみでの設定となる『FIRST EDITION』を含め、全33グレード展開と、幅広いラインナップをそろえた。

 エクステリアカラーは有償色を含め全13色となり、価格は699万~1526万円となっている。


Land Roverウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568