イギリスGPでバルテリ・ボッタスはまたも着実なパフォーマンスを発揮し、すべての兆候はメルセデスF1が彼との契約を2018年に向けて延長することを指し示しているようだ。
キャリア2度目の優勝をオーストリアGPで成し遂げたボッタスは、シルバーストンで開催されたイギリスGPでは5グリッド降格を受け劣勢な位置からスタートを切ったものの、チームに2位フィニッシュをもたらした。
ボッタスはメルセデスと1年契約を結んでいるが、毎回合格点のレース運びをしており、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、このパフォーマンスなら来シーズンも彼をチームにとどめるのは当然であると確信している。
ウォルフは、シルバーストンでフィンランドの放送局C Moreに「バルテリには心から満足している」と語った。
2018年に向けてのボッタスとの契約について聞かれ、「彼のパフォーマンスを考慮すれば実に簡単な決断だと考えている」と彼は付け加えた。
「しかし、来年だけではなくその後のシーズンについても考えなければならない。我々はすべてのパズルのピースを組み立てて全容を理解する必要がある」
「ブダペストでのレース後、ビーチでもっとじっくり考えることにしよう」とウォルフは笑みを見せた。
ウォルフのこの発言は、メルセデスが2019年とそれ以降のシーズンに向けてセバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、フェルナンド・アロンソといった他のトップクラスのドライバーを獲りにいく可能性があることを示している。
ボッタスは2018年に残留するのかと聞かれたウォルフは、「そうなると思う。我々としては90パーセント、その準備ができている」と語った。