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ベネディクト・カンバーバッチ “新スパイダーマン”トム・ホランドを無視したことも

2017年07月18日 18:54  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「てっきりイカれたファンだと…」とベネディクト(右)
一昔前のハリウッドは「思わずため息が出るほど美しい役者が銀幕で活躍する場」であった。しかし時代は流れ、どこにでもいるような男女が主演俳優・女優に抜擢されることも今では珍しくない。そのような作品がヒットしようものなら“並みの容姿”だろうが大スターになれる時代が来たが、その典型ともいえそうな役者がこの新スパイダーマン役の英俳優トム・ホランド(21、画像左)だ。彼の私服姿を見た時、同じく英国の俳優ベネディクト・カンバーバッチ(40)も、まさか彼が新スパイダーマンだとは思いもしなかったそうだ。

徐々に人気を集め、今や新スパイダーマン役として大人気のトム・ホランド。彼は一見どこにでもいる青年という容姿のせいか、ベネディクト・カンバーバッチは「ちょっとイカれたファンだろう」と勘違いしてしまったという。その日を振り返り、ベネディクトは『People Now』にこう語っている。

「あの日、僕は『SHERLOCK(シャーロック)』を撮影中でね。橋の上で走っている僕に、ある男がこう言ったんだ。『ベネディクトー、おーい、ベネディクト!』って。僕はこう思った。『ああ、きっとファンだな。最初の場所に戻るとしよう』って。なのにその男はこう叫んだんだ。『ベネディクトー、俺です、トムでーす!』って。」

その名を聞いてもピンと来なかったベネディクトだが、後に映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のプレミアから帰る途中のトムだと知ったそうだ。

ファンへの対応は非常によく、礼儀も正しいベネディクト。「この仕事ができるのもファンのおかげ」とも語っていたのだが、トムについては「ちょっとヤバいファン」としか思えない様子だったという。そんな2人は2018年アメリカ公開予定の映画『Avengers: Infinity War(原題)』で共演している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)