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やくしまるえつこのアルス受賞作が21美で展示 コレクション展『死なない命』

2017年07月18日 17:41  CINRA.NET

CINRA.NET

やくしまるえつこ『わたしは人類』
やくしまるえつこの作品『わたしは人類』が、7月22日から石川・金沢21世紀美術館で開催される『コレクション展2 死なない命』で展示される。

『わたしは人類』は、今年にメディアアートイベント『アルスエレクトロニカ』による賞『STARTS PRIZE』のグランプリを受賞した作品。シアノバクテリアの一種であるシネココッカスの塩基配列をもとに作曲を行ない、その音源データをDNAに変換して再度微生物の染色体に組み込むという方法で制作された。

『コレクション展2 死なない命』は「死なない命」をテーマに選出された、生物を媒体とした作品などを紹介する展覧会。出展作家にはやくしまるえつこをはじめ、エドワード・スタイケン、BCL、ダミアン・ハースト、ヴィック・ムニーズ、日比野克彦、八谷和彦、ヤノベケンジ、粟津潔、川井昭夫、イ・ブル、椿昇、Chim↑Pomの13組が名を連ねている。

なおやくしまるえつこがロゴを描き下ろしたCINRAによるカルチャーフェス『NEWTOWN』が、8月19日と20日に東京・日比谷公園にれの木広場で開催。またやくしまるは相対性理論として、8月20日に日比谷野外音楽堂で開催されるCINRA主催の入場無料のライブイベント『exPoP!!!!! vol.100』に出演する。クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」では両イベントの開催に向けた資金募集プロジェクトを実施中。支援のリターンには、やくしまるによる『NEWTOWN』のロゴを用いたグッズや、『exPoP!!!!! vol.100』への優先入場権などが用意されている。