2017年F1第10戦イギリスGP決勝で、ハースのロマン・グロージャンは13位、ケビン・マグヌッセンは12位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝13位
厳しいレースになった。今日はどちらのタイヤでも、あまりペースが良くなかった。序盤はトラフィックにつかまっているうちにスーパーソフトがダメになってしまい、ピットインしてソフトに履き替えた後も、また同じようにトラフィックに悩まされた。
終盤には上位に何かが起きることを期待して、新品のスーパーソフトに交換してみたが、結局何も起きなかった。どうしてレースペースが予選の時のように良くなかったのかを理解して、そこから出発し直す必要がある。
■ケビン・マグヌッセン 決勝12位
1周目にスピンしたトロロッソにタイヤをヒットされながら、何事もなく無事だった。幸運なことに、パンクしなかったんだ。あの時、何が起きたのかは、よく分からなかったけどね。リバースストラテジーを選んで硬い方のタイヤでスタートすると、どうしても序盤戦が難しくなるのは仕方がないことだ。
あの最初のスティントのせいで、ポイント圏内に食い込めなかったのだと思う。クルマ自体のペースは悪くなかった。僕はあのタイヤでロングスティントを走り、前にいる連中がピットインしたところで、いいタイムを連続して叩き出す必要があったんだ。
そして、終盤には少しペースを取り戻したものの、あまり順位を上げることはできなかった。ともあれ、ポイント圏外で戦うのは、あまり面白くもないものだ。でも、明るい面を見るとすれば、スピードはあったしレースでのペースも悪くはなかった。