“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場するスズキ・エンデュランス・レーシング・チーム(SERT)は、全日本ロードレース選手権にヨシムラ・スズキMOTULレーシングから参戦中の濱原颯道(はまはらそうどう)を第3ライダーとして起用することを発表した。
濱原はモタード出身の22歳。全日本初参戦となる2017年シーズン、津田のパートナーとしてヨシムラに大抜てきされてJSB1000クラスにフル参戦しており、現在ポイントランキング5位につけている。
2016年の鈴鹿8耐では、濱原はHKC&IMTレーシングから参戦した。その事前テストでは2分9秒804のタイムをマーク。マシンの改造範囲が狭いSSTクラスながら、EWCクラスとそん色ないタイムを叩き出して注目を集めた。
その濱原が参戦するSERTは、EWCの2015年、2016年チャンピオンチーム。2017年シーズンも現在、ランキングトップだ。濱原は、SERTのレギュラーライダーであるバンサン・フィリップ、エティエンヌ・マッソンとともに、チームとして3連覇がかかる鈴鹿8耐に挑むことになる。
2016年の鈴鹿8耐で注目を集めた濱原。今年の戦いにも期待したい。