映画『リングサイド・ストーリー』が10月14日から東京・新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国で公開される。
映画『百円の恋』の武正晴監督による新作となる同作は、『百円の恋』のスタッフが再集結し、同作の脚本家・足立紳の実話をもとに制作したオリジナルストーリー。武藤敬司率いるプロレス団体「WRESTLE-1」で働き始め、自分の相手をしなくなった恋人・江ノ島カナコの浮気を勘違いした売れない俳優・村上ヒデオが、嫉妬からある事件を起こし、けりをつけるためにK-1チャンピオンの和希との一騎打ちを命じられる、というあらすじだ。
勤め先の弁当工場を突然解雇されたことから、プロレス好きのヒデオの勧めでWRESTLE-1で働き始めるカナコ役を演じるのは佐藤江梨子。カナコと10年間付き合っている同棲中の恋人・ヒデオ役を瑛太が演じる。また和希役にK-1選手の武尊がキャスティングされているほか、高橋和也、峯村リエ、前野朋哉、角替和枝、近藤芳正、余貴美子らが共演者に名を連ねる。主題歌はフラワーカンパニーズの“消えぞこない”。エンディングテーマと挿入歌にも同バンドの曲が使用されている。
今回の発表とあわせて同作のポスタービジュアルが公開。約4年ぶりの映画主演となる佐藤江梨子と、リングにあがるために2か月間以上ジムに通い、食事コントロールをして体を絞ったという瑛太の姿が写し出されている。