F1はマレーシアGPをカレンダーから失うことが決定しているが、同国の石油会社であるペトロナスは、メルセデスとのスポンサーシップ契約を延長したことを明らかにした。
元F1チームオーナーのエディー・ジョーダンは最近、ペトロナスがF1から撤退し、最終的にはメルセデスもその後に続くといった発言をしていたが、面目を失う結果となった。
メルセデスのトップであるトト・ウォルフはジョーダンの根拠なき主張に対して公に反論していた。今回の発表により、ペトロナスとメルセデスとの関係は少なくともさらに3年間続くことが確認された。
ウォルフはジョーダンの流した噂について、以下のように語っている。
「エディーには、いつでも冗談を言ってくれて構わないと話したことがある。けれども1500人ものスタッフの将来に関わることとなると、私も笑ってはいられない」
ペトロナスのワン・ズルキフリ・ ワン・アリフィンCEOは、マレーシアGPのカレンダー落ちを残念に思っているものの、同社とメルセデスとの確固とした関係に影響はないと話す。
「我々は1995年以来、モータースポーツと関わりを持ってきた。1999年に初めてセパンでF1が開催される数年前からだ。我々は現在の方針を維持することにした」
「(メルセデスとの)パートナーシップは何年にもわたり、我々に前向な成果をもたらしてくれている。チームとのスポンサーシップ契約延長を発表できることになり、うれしく思っている」